おともだち

RCサクセションが好きである。高校の時から聞いているのだがその中でも一番のお気に入りがEPLPというアルバムの1曲目
　
　“わかってもらえるさ”

という曲である。サビの部分で

　♪気の合う友達ってたくさんいるさぁ〜　今は気づかないだけ〜
　　街ですれ違っただけで　分かるようになるよ〜

聞くたびに「そうだよなぁ」とよく思う。今、学校を卒業して6年半もたつのだが、今、遊んでいる友達は、会社に入ってから知り合った人ばかりで、会社とは無関係な人ばかり。しかも年齢・性別も職業もバラバラで実に楽しい友達ばかりである。従って休日まで会社の同僚と遊びに行くという事は滅多になく、過去6年間で1回か2回くらい。そう考えると「恵まれているなぁ」と実感する。実は友人を作ることというのは、RCの歌詞にあるようにそんなに
難しい話ではなく気付かないだけ。

機動戦士Zガンダムに出てくるクワトロ・バジーナ大尉によれば

　“人間は相手の事を信用しないから、悪いと思い争いになる”

と言っている。中々の名言。日本人に顕著にみられる習性かもしれないが、初対面の人と会うと、多かれ少なかれ、相手を観察し少し疑ってかかる所がある。これは本能的なものかもしれし、仕方ないが、その警戒心を意識的に緩めてやり、自分の方から譲歩して接すれば意外と簡単に出来てしまうものである。そこから先の付き合い方は自分次第。時間を十分にかけることだろうか。

　“人と人との関係は時間がかかるもの。あせってはいけない”

これも実践中である。