1988年10月19日の日記
2001年10月19日今週は社外の人がひっきりになし往来し対応に追われた1週間。途中で何度か給湯室に退避。今日は給湯室のベランダから羽田を離陸した旅客機が上昇していくのが、くっきり見えるほど快晴。13年前の今日も同じような、素晴らしい快晴だった。
1988年10月19日
川崎球場でロッテ対近鉄のダブルヘッダー。このダブルヘッダーに近鉄が連勝すれば、奇跡の逆転優勝が転がり込んでくるという試合。13年前、高校1年生。当日、学校を午前中で抜け出し、そのまま川崎球場に向かった。いつもはプロ野球が開催されていても閑散としている川崎球場だが、近鉄の奇跡の逆転優勝を見ようと詰め掛けた多くのファンでごったがえし一向に入れる様子がない。遠くから警備員の拡声器で「チケット完売」の声が聞こえ、しばらく考えた末、後ろ髪を引かれる思いで仕方なく帰宅する。途中で食事をし自宅に帰ると、川崎球場の試合の模様が映し出されている。あまりの素晴らしい試合のため、テレビ局側もCMを飛ばしての中継。結果的に第二試合でロッテと引き分けて惜しくも優勝を逃した球史に残る名試合があった日。20年以上、プロ野球を見ているが、あれ以上の試合は球場はもとより、テレビでも見た事がない。
10.19が来るたびに思う。「感動」というのは、実は、気がつかないだけで意外と身近あり、最終的には「気が付くか、気がつかないか」だけではないかと。野球シーズン中、週に3日も4日も球場に通いつめているのは、10.19のあの素晴らしい試合を越える幻想にも似たものをこの目で見たいという願望があるかもしれない。
それにしても、もう13年もたってしまったのだぁ。
1988年10月19日
川崎球場でロッテ対近鉄のダブルヘッダー。このダブルヘッダーに近鉄が連勝すれば、奇跡の逆転優勝が転がり込んでくるという試合。13年前、高校1年生。当日、学校を午前中で抜け出し、そのまま川崎球場に向かった。いつもはプロ野球が開催されていても閑散としている川崎球場だが、近鉄の奇跡の逆転優勝を見ようと詰め掛けた多くのファンでごったがえし一向に入れる様子がない。遠くから警備員の拡声器で「チケット完売」の声が聞こえ、しばらく考えた末、後ろ髪を引かれる思いで仕方なく帰宅する。途中で食事をし自宅に帰ると、川崎球場の試合の模様が映し出されている。あまりの素晴らしい試合のため、テレビ局側もCMを飛ばしての中継。結果的に第二試合でロッテと引き分けて惜しくも優勝を逃した球史に残る名試合があった日。20年以上、プロ野球を見ているが、あれ以上の試合は球場はもとより、テレビでも見た事がない。
10.19が来るたびに思う。「感動」というのは、実は、気がつかないだけで意外と身近あり、最終的には「気が付くか、気がつかないか」だけではないかと。野球シーズン中、週に3日も4日も球場に通いつめているのは、10.19のあの素晴らしい試合を越える幻想にも似たものをこの目で見たいという願望があるかもしれない。
それにしても、もう13年もたってしまったのだぁ。
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