井の中の蛙大海を知らず

誰でも知っている諺。(井戸の中の蛙は)広い世界を知らずに
自分が一番だと思っているという事。ところが、先の新年会にて、
とある方に聞いたのだが、この諺の後に

 されど空の深さを知る (*諸説あり)

という語がつながる説もあるそうだ。その後、色々と調べたのだが、
背景・語源は残念ながら不明である。しかし本当に続きがあったと
すれば、まったく意味が変わってくる。

 蛙は井戸の中の世界だけで
 大海は知らないが、空の深さは知っている

と実に蛙は素晴らしいという事にもとれる。思えば世の中の大半の人は
「井の中の蛙」ではないかと思う。無論、自分も然り。かと言って
空の深さを知っているか?といえば、残念ながら、それもNOだと思う。
井戸は井戸の世界。その上から見える空は空。それ以上でも、
それ以下でもない。そんな人が大半なのではないかな。

自分で出来ることには限界があり、それで手一杯になっている。
井戸の中を駆けずり回っているという事かな。しかし井戸の上を
見上げれば空があり、それは深いという事に気がつかないと
ダメなんだろうな。そうゆう風に余裕のある生き方はしてみたいものだ。
どうやら、こちらの「井の中の蛙」には、早々になれそうもない。

−−−

*今日の夜ごはん

 古久屋 あんかけやきそば 春巻

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