ハルウララ

2004年3月23日 日常
昨日、武豊騎手が高知競馬の人気者・ハルウララ号に騎乗した。
結果は11頭立ての10着と連敗を106に伸ばす結果になった。
今朝、新聞で読んだのだが、高知競馬は近年、赤字続きで、廃止の声まで
上がっていたそうだ。このような状況の中、ハルウララの出現により
今期は黒字収支が見込まれるとの事。つまりハルウララの登場により、
普段、馬券を買わない人達まで馬券を購入し、話題となり、さらに
武豊という日本のトップジョッキーをも巻き込むという現象となった。
常識的には、これだ負け続けていても競走馬として走っていられること
自体が不思議な話であるから、高知競馬の作為的(?)なものがあると
考えるのが自然である。いわば
 
 
 ハルウララが負ければ負けるほど、高知競馬は儲かる
 
 
とでも言うべきだろう。よく逆境の中にこそチャンスはありというが
中々実現しにくいものである。一部では、負け続ける馬に注目が集まる
というのは如何なものか?という声もあるが、実際、このレースの
売り上げは普段の80倍もあったそうだ。ようは「実」の問題。誰が
仕掛けたか知らないが、少なくとも、高知競馬は間違いなく勝者である。まさに
 
 
 負けるが勝ちの大戦略
 
 
それと武豊騎手。ダービーを2勝もしている騎手が、地方競馬で
105連敗もしている馬に騎乗し、貢献した彼の存在も忘れてはならない。
そして決して話題性ではなく彼の実績を考えても、ただひたすらに
日本の競馬界活性化のために騎乗したという事。まさにプロフェッショナルイズム。

−−−

*今日の夜ごはん

 『福のれん』 めんまラーメン 明太ごはん

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