月末

2004年3月31日 日常
社会人になって、最初は財務部に配属されて今は経理所属。1995年12月に
入社してから、職務上、財務も経理も決して月末に有給を取ることが
出来ない。よって、まじりっけなしの109回目の月末。

月末というのは、大半の職務でもそうだと思われるが、非常に忙しい。
財務時代は1日で十数億単位の預金を一気に動かしたり、小切手を持って
各銀行を回ったりしていた。これで書類の不備があったりすると、
会社自体が傾く可能性があり、完璧を期したつもりであっても、
全ての支払、借入金の返済がきっちり実行されているか、20数行の
銀行残高全部を確認するまでは、張り詰めた緊張感を解くことは
出来なかったのを覚えている。

一方、経理の場合は各帳簿残高(特に現預金)をきっちりあわせるという
作業がある。これは間違えた所で、会社が傾くという事はないのだが、
数多の勘定残高を一気に合わせるという事であるから、緊張感というより
幅広い集中力を必要とされる。当社自体は12月決算であるから
3月末といえども、通常の月末と変わりないのだが、世間は1年で
一番、お金が動く時期である。従って今日の取引数が多く、会計伝票を
入力するのも苦労する。作業は15時30分あたりから始め、全て終了したのが
おおよそ18時。今日は訂正もなく一発で全ての残高が合算
(あいざん)となる。この仕事をしていて一発で全て合うと極めて気持ち
いい瞬間でもある。人間の集中力の限界というのは40分〜1時間と
言われている。ところが、「やらなければならない」という使命感が強いと
もう少し頑張れるのではないだろうか?と思ったりする。

明日から新年度。新社会人になる人は「やらなければならない」と思う
度合いで、仕事の質が変わってくると思います。社会は確実に苦労する
ように出来ています。でも、今の苦労は、今後、よりよく生きるための
トライアル。どんどん苦労してください。

−−−

*今日の夜ごはん

 『千里飯店』 (ワンタンメン)

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