近鉄・オリックス合併問題
2004年6月22日 日常世間的な関心は濃いようで、連日、各メディアで報じられている。それはそうと、日本のプロ野球のあり方を考える時期が来たのかもしれない。そもそも、日本のプロ野球は名目上、青少年育成のためであるとか、国民的スポーツにするであるという件があるが、実質的には親会社の広告宣伝として認識される。従って親会社の経営が芳しくなくなれば、当然、球団を手放したり、合併せざるおえないのは道理といえば、道理である。特に近鉄球団は年間40億円の損失を計上していると言われてる。常識的に考えても、上場企業で回復の見込みがなく40億円も投資しているなどありえない話だ。それこそ株主代表訴訟を起こされる可能性だってある。
昨日、テレビ朝日の報道ステーションで、プロ野球選手会会長・ヤクルトスワローズ・古田選手が出演し本件についてコメントを残した。
古田会長も近鉄の経営難というのを前提に、それでは、合併(球団が減る)という選択肢の前に、他のアイデアはないのか?もっと議論をすべきではないのか?という事を憂いていた。まったくその通りだと思う。なんだか合併は既定路線で、すでにその先の1リーグという話すら出てきている。これはプレイしている選手にとってはたまったものではないし、近鉄・オリックスのファンだって同じだと思われる。
結局の所は、球団側と選手側との温度差が露呈する結果となっている。現在の野球規約を見ても、参加料30億円、外資はダメ、特定の企業はダメという敷居の高いままでは、合併は承認されるであろう。では、合併したとして、11球団で済むのであろうか?他に合併する球団も出てくるのではないだろうか?合併によってはじき出された選手はどうなるのであろう?2リーグで行う場合、日程はどうなるのであろう?さまざまな問題を置き去りにして、合併につき進んでいいのであろうか?そもそも50年もの間セ・パと別れてプロ野球は運営されて来た訳で、その根幹が崩れようとしているのに、こんなに安易に合併という結論を導き出していいのであろうか?とても疑問に思う。
本件はどう考えても、プロ野球というブランドにマイナスイメージを植えつけた格好というしかない。またプロ野球球団の運営というのは、いかに杜撰かという事もわかってしまった。また古田会長も言っていたが、球団が減ればファンも減る訳で、当然、底辺の減少にもつながる。現在の球団運営者があとどれくらい、舵をとるか分からないが、10年後の日本にプロ野球はどうなっているか。想像して、結論を出してほしいものだ。
昨日、テレビ朝日の報道ステーションで、プロ野球選手会会長・ヤクルトスワローズ・古田選手が出演し本件についてコメントを残した。
古田会長も近鉄の経営難というのを前提に、それでは、合併(球団が減る)という選択肢の前に、他のアイデアはないのか?もっと議論をすべきではないのか?という事を憂いていた。まったくその通りだと思う。なんだか合併は既定路線で、すでにその先の1リーグという話すら出てきている。これはプレイしている選手にとってはたまったものではないし、近鉄・オリックスのファンだって同じだと思われる。
結局の所は、球団側と選手側との温度差が露呈する結果となっている。現在の野球規約を見ても、参加料30億円、外資はダメ、特定の企業はダメという敷居の高いままでは、合併は承認されるであろう。では、合併したとして、11球団で済むのであろうか?他に合併する球団も出てくるのではないだろうか?合併によってはじき出された選手はどうなるのであろう?2リーグで行う場合、日程はどうなるのであろう?さまざまな問題を置き去りにして、合併につき進んでいいのであろうか?そもそも50年もの間セ・パと別れてプロ野球は運営されて来た訳で、その根幹が崩れようとしているのに、こんなに安易に合併という結論を導き出していいのであろうか?とても疑問に思う。
本件はどう考えても、プロ野球というブランドにマイナスイメージを植えつけた格好というしかない。またプロ野球球団の運営というのは、いかに杜撰かという事もわかってしまった。また古田会長も言っていたが、球団が減ればファンも減る訳で、当然、底辺の減少にもつながる。現在の球団運営者があとどれくらい、舵をとるか分からないが、10年後の日本にプロ野球はどうなっているか。想像して、結論を出してほしいものだ。
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