昔はゲームばかりやっていたが、最近は随分やらなくなったものだと実感する。所有のゲーム機はPS2だけというのもあるが、インターネットの登場により、アルゴリズムで形成される世界より、創造による無限の広がりがあるインターネットに重きを置くようになったのは事実である。といってもまったくゲームをやらないという訳ではない。PCにて、シュミレーションゲームの老舗、コーエーシリーズは思い出したようにやっている。

最近、再びはじめたコーエーゲームが『提督の決断4』一時期、中国やアメリカに叩かれた、太平洋戦争を舞台にした海軍モノのゲーム。コーエーのゲームは、ほとんど「そんなの知っていて当然だろう。分からなかったら説明書を読め」というくらいマニアックな設計になっている。しかし、ハマり出すとこれが面白い。『提督の決断』は艦隊を駆使し世界の制海権を制覇していくというゲームであるが、既に「制海権」という言葉自体、マニアックだといっても過言ではない。ただ、ふと、ゲームのなかった時期を考えて見る。昔、昔、プラモデルが子供の遊びとして全盛だった頃、当然、説明書なるものが付いていて、組み立て方や色の塗り方が書いてある。そして余白には、そのモデルとなった戦闘機であるとか戦車であるとか、そういった説明書きが書かれていて結構、読んで時代背景を思い浮かべたりもした。

コーエーのゲームというのは、プラモデルの解説書の余白をマニアックにしたという感じであろうか。いいか悪いかは別にして、同じくコーエーから『Winning Post』という競馬シュミレーションゲームが発売されている。これから競馬に入る人も多いと聞く。結局の所、趣味や知識の場合の入り口もゲームから入ったしても何ら不思議でない。そして、さらに深く深く掘下げ、仮想体験を出来るのがコーエーのゲームではないであろうか。

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