ここ7〜8年で色々な職業に就いている知人と出会えることが出来た。
。多くはインターネット経由で知り合った人ばかりだが、その知合いが、また知合いを紹介してくれ、またその知合いが知合いを紹介してくれ・・・と言った具合にどんどん輪が広がっていく。とてもうれしいことである。自分は、世間で言う所の「普通のサラリーマン」といった稼業であるが、それはそれは世の中には色々な商売があるもので、彼等の仕事の話を聞くだけでも大変楽しい。特に自分と全然違う仕事に就いている人の話というのは、その仕事独特の厳しさや苦労があったり「なるほどねぇ」と思ったりと大変勉強になる。

今の会社(正確には違うが)に入社して10年目。はじめの5年は財務部に所属し、残り5年は経理に所属している。もともと学生の頃から、財務・経理の仕事に就きたいと思っていたので、就職浪人時代も他の業種には目もくれずに、そればかりに履歴書を送っていた事を覚えている。今、自分のやっている仕事に自信があるか?という質問があるとすれば、残念ながら今の段階では、そこの域までは行っていないが、どこの会社にも経理は存在するので、「まぁ、何とかやっていけるだろう」という気はする。何故、経理の仕事をしたいかというのは、余りよく覚えていないのだが、それでも今思えば、悪い選択ではなかったと思う。

最近は不況の折、サラリーマンなんてやりたくないという求職者も少ないと思うが、自分が高校生の時代、まだ景気がよかった時代は、そういった声がよく聞こえた。でも、自分がサラリーマンという稼業になって思うのが、

 サラリーマンもそんなに悪い稼業ではない

という事。多分、サラリーマンという稼業は日本で一番多いと思う。という事は、それだけ、多くの「愉快な人」が存在している可能性が多い訳で、それだけ多くの会社が存在しているという事と言える。確かに組織に属している以上、自分の意思が通らないこともあるだろうし、黒を白と言わなければならない事もあるのも事実。でも、それらの抜け道を探し出して仕事をしていくというのも、中々面白い。

本当に色々な稼業があると思う。ただ、そこで働く人達は全てが自分の為、家族の為、会社の為、あるいは社会の為に働いている。特別な思想はないが、働く人は、会社が大きかろうと給与が少なかろう尊敬されべきではないであろう。職業に貴賎なし。

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