はざま

2005年3月31日 日常
経理の俗語で「13ヶ月目の伝票」という言葉がある。もちろん1年は12ヶ月であるから13ヶ月目などいうのは存在するはずもない。これはルーチンの伝票ではなく決算期のみ発生する会計伝票のことを指し、ルーチンの伝票とは区別する時に使う。従って当期12ヶ月目と翌期1ヶ月目の「はざま」の伝票ともいったりもする。

1年で唯一、季節の変わり目を感じることが出来るのが、3月31日と4月1日の「はざま」ではなかろうか。1日しか変わらないのだが、他の月とは違い、新年度という大きな隔たりがある。4月になれば、スーツを着慣れない数週間前までの学生が社会人になり、真新しいランドセルの子供達が目立つようになる。気候や町並みといったことではなく「人」の生活が一気に変わる「はざま」が、3月31日にセットした仕掛けが、4月1日に作動したようではなかろうか。

社会人になって10回目の「はざま」初めての「はざま」は、仕事で苦労していた時期で、こんなこと考える時期ではなかった。今年の「はざま」はどう感じるであろうか。

それより今年は定期昇給あるのか?

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