http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050503-00000012-yom-soci

事故列車に乗っていた同社の職員は救助の様子を見ながら、その場を立ち去ったとある。で、その立ち去った理由というのは「気が動転していたから」との事。ちなみにその運転手は、出勤後、他の電車を運転していたとの事。つまり気が動転していた運転手に運転をさせていたという事になる。にわかに信じがたい。

運転手にも運転手の事情があったやもしれないが、目の前で自分の会社の電車が脱線事故を起こして、死傷していた人もたくさんいるというのに、その場を立ち去るというのは、会社の風土や体質といったものより、その人の個人を疑ってしまう。果たして人命より勤務の方が大事なのであろうか?また、2人の運転手は事故を起こした運転手と同じ職場だったという。となれば自分達の職場の仲間であるはず。同じ会社で働く同僚を何とも思わないのだろうか。

逆にまったく関係ない近くの工場の従業員や近所の住民は自主的に救助に参加したとある。かつて、阪神大震災の時には「火事場泥棒」というのが一件も発生しなかったという。これは世界的に、見て非常に稀な話だそうだ。そして被災された方の話を聞くとボランティアの人には感謝しているという話をよく聞く。「困った時はお互いさま」というのが、日本人の特徴だと思っていたが、事故を起こした当事者がその場からいなくなるとは。どうなっているのだか。

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