小学館から月2回発売されているSAPIOという国際情報誌がある。かなり偏った書き口だが、まったく我々が習ってきた「歴史」とは違う歴史や、報道されている諸外国(特にアメリカ、北朝鮮、中国)の記事がぎっしりと書かれている。かなり右寄りで全部が全部、本当の事が書いているとは思わないが、それでも、毎号、興味をひく記事があり、かかさず読んでいる。

今回号は、中国の反日に対して「親日の国」の特集。これは面白かった。そもそも、日本人の気質か、歴史の授業で「日本人は他国でこんなに偉大な功績を残したのだ」というような事はほとんどを教えていないと言っていい。つまり、我々は日本人でありながら、歴史上で、その国にどのような貢献をしたのかを知らないという事である。例えば、以前にこのblogで書いたがトルコ。またアフリカ諸国においては、野口英世の黄熱病研究の功績により、一番、有名に日本人とされている。さらに、これは意外と知られていないのだが、台湾というのは親日の地域とも言われている。理由は日本の統治下において、インフラ、教育、農業といった面で、中国本土を凌駕していたそうだ。これが本当だとすると、中国・韓国の「アジア全体に対する謝罪」の主張を全て受け入れるというのは、間違いのようなにも思える。

 謝罪はともあれ、日本人の功績はなぜ、
 日本の教科書に掲載されないのであろうか?

こちらの方も問題ではないだろうか。自分の功績を人に自ら言うのを良しとしない日本人の気質だろうか?それとも、これも近隣諸国に対する「配慮」なのか?戦敗国だからか?仮に親日の国に行って「お前の国は、我々の国にこんなに親切にされたのだ」と言われた時に「さて、何のことだろうか」と思ったり言ったりすることは、恥ずかしいことではないかな。他国におびえることなく、もっと自信を持ってもいいのではないかと思う。

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