blogのおかげというか、まったく因果関係のない人の考えが、簡単に入手できる世の中になった。どちらかいうと、年上の人から色々なことを教えてもらったり、話を聞いたりというのは、Webと関係なくことではあるが、逆に自分より、若い人の考えや教えてもらうという事は、機会がなかったようにも思える。そういった意味では、若い人の考えをログで見るという事は、興味があり、「ああ、自分もこんな時期があったなぁ」とか「この歳で、こんなことを考えたりするのか」と思ったする。これは、自分自身のCapacityを広げる重要な作業の糧となっている。総じていえるのは、blogに書く若者達は、自分と同世代のそれと比べると、やっぱり悩んでいたり「こんな楽しい事があったよ〜」というような内容は少ないような気がする。自分も含めて、同年代のblogを見ている限り、荒い言い方だか、

 昔は色々とありました。
 でも、今は些細ですが、こんな事が楽しいです。

というようにも見えたりする。これは偏見かな?でも、それは、正しい姿ではないだろうか。若者が悩むという事はいい事だし、自分を含めた同年代は、みんな、そういった経験をして大人になってきている。それらは、どこかの歌詞ではないが「運命が用意してくれた大切なLesson」だと思う。つまり我々大人は

 ああ、そんな頃もあったねぇ〜

というくらいで、それをどうやって克服したかというと、自分も含めて実はキチンとした答えを言える人はいない。非常に無責任な経験談を言い方をいえば、そのうち傷口がカサブタになって、ポロポロとはがれ落ちて、今にいたっているという事。言わば、それから今日まで、それ以上に重要なことを思いついたり、必要に迫られてやらなければならないことが、必ず出てくるという事だ。

以前、会社の研修で「ストレスの講習」を受けたことがある。その中で、講師が「うつ病のなり方」という事を教えてくれた。方法は簡単。一日中、部屋にこもって「俺はダメなんだ」とひたすら言い続けるということだそうだ。もちろん、試したことはないが、なるほど。と感じる。感じるという事は、そういった要素が誰にでもあるのではないか?という事がいえる。

 だから、仕事でも勉強でも恋愛でも遊びでも
 何でもいいから、ひたすら走り続ける事が大事

と思う。よく人に「多趣味だよね」といわれる。世の中の人がどれくらいの趣味を抱えているかという事は、まったく予想も付かないが、そのもの自体が好きであるというのを前提に、そこに集う人達が好き。そこで得られるものもが好き。そして、副次的ではあるが「何もやらない怖さ」から逃げられるという利点がある。今となっては、だいぶ希薄にはなってきているが。

余り説得力がない話になってしまったが、所謂、凹んだ時に即効性がある方法はZガンダムのアポリ中尉が言っていた通り「汗をかくこと」。ひたすら走り続けたり、泳ぎ続けたり1週間も休まず続けていれば、ちょっとは気が楽になる。ちなみに今、毎週、プールに行ってバカみたにに泳いでいるのは、単に泳ぐことが趣味であって、凹んでばかりいるのではないという事も記す。

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