何故だったかはよく覚えていないが、自分の母校のホームページ(http://www.hiratsuka-ch.pen-kanagawa.ed.jp/)を見てみる事にした。なつかしいというより、卒業してから15年もたっているので、すっかりカリキュラムも変わってしまったし、新しい科なども増えているようなので、一見すると自分の母校でもないように思える。ただWebのおかげで、それ情報だけでも分かるのは、中々、よいものである。

母校のホームページは、お世辞にも「面白い」というページではないが、一応、卒業生である自分が見ると、やはり色々と考える。高校時代はさしたる思い出などなかったが、どうして、この高校に入ってみようかと思ったかという事。実は商業高校に行こうと思ったきっかけというのは、ハッキリと覚えていない。確証は持てないが、当時の自分は一般的な勉強が嫌いで、職業高に行って資格でもとって人と変わった事をやりたかったというのが、中学当時の進学理由だったと思う。それからというもの他に新しい進路(針路)をひねり出すのが面倒だったから、高校の頃から同じことをやり続けて今に至っている。しかし高校時代に培った技術は、簿記でありパソコンでありワープロであるから、これらのおかげで今、飯が食えている。そう考えると中学時代の自分というのは

 結構、先見の明があったじゃん

と、今の所は、よかった自分を自分を無意味に褒めてみたりする。非常に気が付くのが遅いのだが、この歳になって思うのが、日々の積み重ねに勝るものはないということ。

以前、ラジオで野球中継の解説者が「若手に自信を持って投げろ!と言っても、あまり効果がない。自信というのは技術の裏づけがあって生まれるものだ」という趣旨のことを言っていた。ウサギとカメのカメではないが、本当に少しずつでも休まず前進していれば、おのずと自信はついて来るものだということ。今の自分は自信があるか?と言われれば「不安要素はあるが、これなら自分でも飯が食える自信がある」と、今の自分の基礎を作ってくれた母校のホームページを見て思う。

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