脆弱

2005年6月2日 日常
いろいろな会社のイントラネット、インターネット環境を見てきたが、自分の会社のそれほど、脆弱な所はない。だいたいは金曜日に「週末にメンテナンスをします」といったメールが届いて、いざ月曜日になると、やれアプリケーションが立ち上がらない、基幹系システムのプリンタが接続しないといった問題が日常茶飯時に発生して、月曜日の午前中はユーザーである我々が、コマンドを叩いたり、プリンタケーブルの接続を確認したりとメンテナンスの時間となる。で、昨日、週の半ばにも関わらず、OSのセキュリティのパッチ配信のメールが来たのだが、案の定、今朝はOSを立ち上げると同時にメーラーやExcel等のOfficeがまったく立ち上がらない。事務屋がExcelを使えないというのは悲惨である。何かのデータを参照しようと思っても、大概はExcelやAccessに格納しているし、住所録すら参照できない。さすがにこのままではマズイのでヘルプデスクに電話をしても、呼び出し音ばかりでまったくつながらない。つながらないどころか、しばらく呼び出しをかけていると一方的に切られてしまう。

 やれやれ

ようやくヘルプデスクに電話がつながったのが業務開始してから、2時間後の11時。こんなに電話を駆け続けたのは98年の日本シリーズのチケットをとった時以来だ。ヘルプデスクのお姉ちゃんに話を聞くと

 色々な所で、同じトラブルが起きているのですよ〜

との事。ここで、ヘルプデスクのお姉ちゃんに悪態をついた所で、何があるという訳ではないので、黙っていたが、それにしてもひどすぎる。何が何でも失敗するなとは言わないが「色々な所で」起きる問題だったら、少しは問題がおきないような方法をとったらどうかと思う。毎回、こんな脆弱なシステムを使わなければならないというのは、本当に毎回、辟易とする。セキュリティ向上も結構だが、その前にユーザーは「システムは普通に動く」という前提で仕事をしているという事をわきまえてほしいものだ。これを本末転倒といわずして何というのだろうか。

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