業務にて。昔、財務部に所属していた頃はめずらしくなかったのだが、久しぶりに銀行マンと話す機会があった。会社の事情により今となっては、世間の金融事情というものにすっかり疎くなってい。仮にも金融勤めとしていはマズイのだが。ちなみに

 ・公定歩合
 ・長期プライムレート
 ・短期プライムレート

の3つのレートを物差しとすると、日本国内に限れば、世間に出回っているのレートがどんなものか(高い、安い)というが分かる。しかし、自分が10年ほど前に入社した時と、ほとんど変わっていない。むしろ長期プライムレートに限れば著しく下落している事に気がつく。これでは、まともな経済活動は期待できないというしかないな。

そもそも、金利がつくというのは、何故かと考える必要がある。残念ながら、大学まで行かないと、このようなことは教えてくれない。ようは資本主義の構造上、多少なりともインフレでありつづけるのが大前提であるから

 今の1万円の価値は来年の1万円価値ではないから

というのが理由。だからその分を利息という形になるという事。従って無金利で金を貸すという事は、この論法から言うと貸し手側が損をしているという事だ。資本主義経済の国にいる以上は金利はついて回る。これは道理である。従って仮に金利は悪であると言うのであれば、

 給与も上がらなくてもよい

と同時に言わなくてはならない。

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