Good Communication

社内啓蒙用ポスターのお題目である。社内のコミニュにケーションを円滑に図りましょうという事なのであるが、そのコミニュケーションの手段として

・E-mail
・Telephone
・Face to face

と3つの区分けがあり、Good Communicationを達成するにはFace to faceと謳っている。

　こんなこと当然の話である。

では、当然な事をわざわざ、なんで啓蒙ポスターとして掲示しなければならないのか？という事を考えるべき。結局、何でもかんでもE-mailでコミニュにケーションを図ろうとし過ぎているという傾向があるのだと思う。たしかにE-maiであれば、物理的距離は関係ないし「言った、言わない」というような事はない。また、それが故、「保険」のためE-mailに頼ってしまう傾向がある。しかしやはり、それはそれとして、ある組織に属している以上は、部内、部外に於ては「信用」で成立しているのが、普通に前提であるのではないか。そういった意味で、Face to faceというのは何をおいても重要に他ならない。よって、Face to faceで確立したコミニュケーションの確認の意味でE-maiを使うというのが、ツールとしての一番よいのではなかろうか。

上記はビジネスの話ではあるが、いまや、ほとんどの携帯にE-mail機能は当たり前のようについてくる。E-mailは「面と向かって相手に言いにくい事が言える」と何かのリサーチ結果を読んだことがあるが、だからといって、本来は、直接、相手に礼を言ったり、謝罪しなければならない事(mustの要件)を、単にE-mailのログだけで済ませることが多く見受けられる。これは問題ではあろう。それが当たり前にならない事を節に願うが、昨今、自分の会社・自宅・携帯のメーラーを見ていると、この傾向が強いように思われる。

今日び、激怒する上司が「お客さんの所行って、謝って来い！」と言って「E-mailで謝っておきました」という若者というのは結構、多そうだな。