天寿

2005年7月3日 日常
昨日の晩、知人と遅めの食事をとっていると親父から22時過ぎに電話が入る。長いこと入院していた同居の祖母が他界したそうだ。たまたま近くで食事をしていたので、知人を近くの駅まで送り急いで病院に急行。享年96歳。死因は老衰。親戚縁者が久しぶりに顔を合わせて、96歳では大往生だし、病気もなく老衰なのだから、めでたいよ。と見解が一致。確かにそうである。どんな偉人であったとしても、何らかの原因で必ず死を迎える訳で、事故でなければ、最期はほとんどのケースは闘病の末・・・というがお決まりの結末。それを考えると「天寿」という他ない。

今年は日露戦争が終結して100年であり、96歳で他界したうちの祖母はその4年後の1909年に生まれた訳なのだが、この1909年がどのような年であるかというのを調べてみた。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/fukushi/year/1909.html

・伊藤博文、ハルピンで暗殺
・満州及び間島に関する日清条約調印
・夏目漱石、三四郎発刊

もはや、歴史の教科書で出てくる事柄ばかりだ。明治、大正、昭和、平成の4つの元号。陳腐な言い方で「激動の時代」を生き抜いたという事が素直に凄いと感じる。自分があと何年生きられるか分からないが、少なくとも96歳まで生きる自信は明らかにないな。

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