今年の誕生日はここ近年にないくらいの人にメールをもらい、たくさん祝福をしてもらった。確かに年齢的には喜べるような歳でもないし、一般的な33歳と比べて、やらなければならないことをしていないとも思っている。それはそれとしても、たくさんの友人に祝ってもらえるという事は、それだけ相手が自分のことを意識してもらっている訳で、そう思えるだけでも嬉しい。

結果的には50通ほどメール等で「おめでとう」を言われたのだが、その中で、5年ほど前に別れた彼女からも携帯にメールをもらった。5年ほど前に別れてすぐくらいに何度かメールは来たが、それ以来はぷっつり音信不通。従って何故、この期に及んで、自分の誕生日を覚えていてくれて、メールが来たのかはさっぱり分からないし、ともあれ携帯のメールが通じる(先方がアドレスを残していてくれる)のが不思議でたまらなかった。

ただ、今日になり、その謎も解けた。ある程度は予想の上ではあるが、どうやら結婚し、去年の11月に子供が生まれたそうだ。往々にして、このような場合、ドラマや小説だと、圧倒的に「復縁」というパターンなのだが、現実はそんなことはないし、自分も相手もそんなことも望んでいない。もちろん、口にはしないが、今の先方は、既に自分と違うステージにいて、余裕ができ、ふと、自分の事が、たまたま気にかかったのではないかと類推する。こんな書き方をすると「見下された」ように思えるが、やっかみを言いたいというのではなく、知った以上は素直に彼女に「おめでとう」と言いたいと思っている。別にこじれて別れた相手ではないし、そう思うのが普通ではないだろうか。

最近20代の頃の自分を色々と考える。今も大した事はないが、当時の自分も、相当、大した事がなかった。特に20代の頃の自分というのは、何でも問題を先送りにしていた感があり、そのツケが今に回ってきているように思える。前の彼女から近況を知った今、また、同世代の友人・知人が結婚したり子供が出来たという話を聞くたびに、そんなことをよく考えたりする。

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