http://www.1101.com/essay/index.html

毎度おなじみ、山田ズーニーさんの「おとなの小論文教室」より。今回は、素直に「あるある」と思う話だと思う。実際に「言えなかったひと言」なんて、数え上げたら、気が遠くなりそうだ。そして、言った、言わないで人生も相当変わってくるのではないかとも思う。

どちらかというと、自分という人間を考えたときに、良くも悪くも「欲がない」と人から言われるし、自分でも自覚している。つまりは、欲しいものがあっても「欲しい」と言わない(言ったら悪い)し、好きな子がいても「好き」だとは言わない(最近はこの傾向が顕著に強い)だから、他人からしてみれば、ご馳走が目の前にあるにも関わらず、一切手をつけないような話で、とても損をしているように見えるらしい。しかし、少ながらず自分なりの言い分もある。やっぱり、自分の欲求を「言葉」にした時に、
 
 
 その相手や周りに対して、傷つけてしまうのではないか?
 
 
と最近、顕著に考えしまう。なんだか、そういったことを考えた時点で、ヘンなセーフティロックがかかる仕組みになってしまっているようだ。だから、大まかな話で言えば、「言わないで」ここまで来てしまったという事かもしれない。なんで、そうなったのかは、よく分からないが、事実は事実。だから、上記URLにある、アクセルとブレーキを同時に踏むという事。これもよくあるが、どちらかというとブレーキの方に力が入っている。結局は、他人を押しのけて何かするという事、つまりは競争意識みたいなのが欠落しているのではないかな。いいか悪いかは分からないが、自分という個体で考えた時は、中々、進化を遂げにくいようになっていると思う。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索