村上世彰氏が率いる投資会社のM&Aコンサルティング(通称・村上ファンド)が、阪神タイガースの親会社・阪神電鉄の株式を38%取得したとの事。すでに38%というと株式会社においては絶大な決定権を得たといってもよい。どうも、経営陣は株価の上昇はタイガース優勝が原因と思ったいた所、実は買収にかかっていたとの話もある。それはともかくとしても、阪神電鉄が買収されるとなると、当然、タイガースも村上ファンドのものとなる。報道では村上氏がタイガース株式の上場まで示唆しているとか。阪神はセ・リーグ制覇したと思ったら、思わぬ強敵に遭遇したことになる。

だいたいこの手の問題が出てくると、野球規約に照らし合わせるという話が出てくるのだが、去年のオリックス・近鉄の合併問題を見ても、どうも規約自体が玉虫色で、かつ時代錯誤もあり、かなり古びれた規約となってしまっている感がいなめない。規約を作った時では、考えられない事象がここ数年で、続発している。そして最終決議はオーナー会議で決定となっているというのも問題ではないだろうか。規定にないのだから、やってほしくない「上場」などとスキを付かれてしまう。

しかし上場したらどうなるだろうか。もちろん市場に出る株数にもよるだろうが、関西の人の多くは買うのではないだろうかと予想する。プロ野球の成績如何で株価が上下するというは、それはそれですごいし、最下位の翌年の株主総会なども凄いだろうな。

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