数年前から、パ・リーグはどこという事もなく、まんべんなく見るようにしている。だから横浜ベイスターズのように「ファン」と言うようなチームは存在しないし、逆に嫌いというチームも存在しない。例えるなら、ふと、テレビをつけた時にやっている試合を見たり、たまたま日程的に、ふらっとパの球場に行って、のんびり見るというような「ゆるゆる」の観戦方法としている。

パ・リーグを見る原点は、17年ほど前に遡る。当時、優勝したロッテのフランチャイズがまだ川崎にあったころ。当時は、今のようにパ・リーグを真剣に観戦する人などいなく、さらには川崎球場など、ほとんど行く人がいなかった。これに目をつけた、てつぼうが通い始めるようになり、一緒に観戦するようになったのがきっかけ。当時の川崎球場の施設、あるいはファンサービスなど今とはまるで比べ物にならないほど貧相だった。でも、そんな中、野球を見るといのは、取り立てて何もやることがなかった高校生にとっては、格好のヒマつぶしで、てつぼうと一緒によく通ったものだ。それからは、ロッテを中心にしばらくパを見ていたのだが、パ・リーグというのは、セに比べ、どこも個性的な選手が多い事が少しずつ分かってきた。それが全てのパ・リーグという組織の特徴という事も分かってきた。

そして、あの薄暗く、客も全然入っていなかったロッテが、当時の大洋(現:横浜)と同じく「自分が生きている間に優勝などすることはないだろう」と思っていたが31年ぶりに優勝。Yahoo!BBドームで熱心にロッテを応援しているロッテファンを見て、本当によかったなぁと思う。何度か、マリンのライトスタンドに行ったことがあったが、やっぱり体の中に染み付いた「緩い観戦スタイル」が抜けない。でも、それはそれでいいのではないかと思うし、川崎で「ゆるゆる」と見ていた自分にとっても嬉しいことには違いない。

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