仕事の要領

2005年10月31日
月末ということもあり残業。なんだか夕飯を考えるのも面倒になったので、地元の駅近くのマクドナルドへ。時計は21時を少しまわったところ。さすがに店内の客もまばらではあったが、自分の前に1人、自分の後に2人の客。対応している定員は、どう見ても、バイト君が1人。

1人で対応しているので、仕方ないといえば仕方ないし、バイト君だから・・・と言ってしまえばそれまでなのだが、とにかく要領が悪い。ファーストフードという言葉意味は、まったくないほど時間がかかっている。

 やれやれ

と思いながら、ぼんやりバイト君の働く様子を見る事にする。そもそも、なんでバイト君の要領が悪いかと考える。確かにパッと見は、きびきびと動いているようなのだが、何をやるにも、出さなくても良いような音を立てている。例えば、やたらにコップを倒したり、紙袋を落としてみたりと、簡単に言えば仕事が雑。また、ハムスターのよう落ち着きなく、何度も何度も同じ所に行ったり来たりと無駄な動きが多い。これが時間がかかっているという証拠であると思われる。

どんな仕事であっても、最初に「段取り」というものを考えなければならない。昔の上司は、忙しい時こそ「段取り」とよく言っていたが、そういったことが分かってきた。思いつきで目の前にある仕事をこなすだけでは、決して要領、効率なんてあがらない。そしてそれらを丁寧にこなすという事が重要だ。だから、結果として仕事のスピードというのは、後からついてくるのであって、最初から伴おうとしても無理だし、やはり雑になるのである。

バイト君を見ていると、その反対を見事にやってのけている。自分も「やれやれ」と思う前に、明日から「忙しい」と思う前に、やってるい仕事が雑になっていないか確認しようと思う。

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