物量作戦

2005年11月15日 日常
来月の14日で入社して丸10年になるのだが、最初の5年はベタベタな日本企業。5年目に外資(米国)に売却されて現在の所も外資系。つまり半々で日本企業と外資(米国)の会社に所属していたことになる。

最近、思うのが、日本で商売する外資というのは、同業他社に置いては資金力も強く競争力もある。当然といえば当然。でなければ日本で商売をする理由もない。だからかという訳ではないだろうが、やはり物量作戦というか、豊富な資金力にモノをいわせるという商売方法が多く見受けられる。迎える日本勢は資金では外資に負けるものの、地の利と知恵を絞って商売をするというような図式ではないだろうか。もちろんあくまで相対的な話であり、断定ではない。

 資金がなければ、知恵を絞る

なんだか、これこそが日本人の根源であるかなと思う。ないならないなりに何か考える。多くの規制や障害を乗り越えて仕事を遂行する。モノが豊富にあふれれば、そんなことを考える事は少なくなる訳で「楽」をしてしまう。今ある現状が普通であると考えるのは、簡単だが、もう少し掘下げて考える時間も必要ではないかと、最近思う。

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