自分の知っている限りで、一番、だらけているテレビ番組といえば、CSフジ739の「酔いどれない競馬」だと思う。出演者が約2時間、ダラダラと喋って終わりという、まったく金がかかっていない深夜ラジオみたいな番組。内容もだいたいは大した事がなくて、こちらもダラダラと観るには最高の番組。しかし今日の放映はかなり硬派な内容で「地方競馬のありかた、これから」といった趣旨のもの。

関係ない人にとっては、まったく関係ない話だが、現在、地方競馬は、どこも財政的に相当苦しい。素人考えでは、淘汰の時代といわれるくらいなのだから地方も中央も一緒にしてしまえと思うのだが、中央競馬協会という農林水産省の管轄で同協会が主催もしており、国に毎年3000億円も上納している。一方の地方競馬というのは各地方自治体が主催しているて、各地地方で累積赤字がどんどんと膨れ上がってきている。となると、中央競馬と地方競馬を一緒にしてしまうと、国としては3000億円が確保できないという問題があり、非実現的だそうだ。ぶちゃければ

 国としては、地方競馬は全部倒れても
 中央競馬協会より毎年の上納金3000億円を確保すればよい

というのが本音だそうだ。そもそも日本の競馬の構図として、中央競馬、地方競馬というダブルスタンダードがあるというのも、国際的に異例だそうだが、ここに来て格差が随分現れてきたという所だろうか。

ライブドアとフジテレビ、あるいは楽天とTBSが今年何かと話題になっているが、そもそもプロスポーツというのは、必ず主催者やオーナーシップがいる。その人、その団体がバンザイするというケースはおそらく想定していない。だから、事が現実になった時、その特定のプロスポーツに熱を入れている人にとっては経験したことのないような、失望感が待ち受けている。しかし、ここらあたりで

 必ず誰かが開催はしているが、
 それとて未来永劫続くとも限らない

という考え方にシフトした方がよいのではないかと思う。極めて当たり前な話だとは思うが、結構、忘れているよな。

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