またしても競馬の話。昨日に引き続き「酔いどれない競馬」から20日に行われたマイルチャンピオンシップのレース回顧で、強烈な追込馬のデュランダルが届かず、8着に負けた事の対する須田鷹雄氏のコメント。

 追込馬は、勝った時が鮮やかすぎて
 負けた時(追い込めなかった時)の事を忘れがち。

まったくその通り。武豊騎手が「後ろから行く馬(追込馬)は、脚がなくなった馬(勝負とは関係なくなった馬)を裁いて行かなければならないので、それだけリスクがある」と言っていたが、ほぼ同じことだと思う。

物事は、成功した事例を「よし」とした場合だけに囚われがちの例ではないかと、この発言を聞いて思う。例えば、学生時代のテストでも、偶然前日にやったヤマがヒットしてテストがよかったとしても、同じことをして次のテストで同じような結果になるかといえば、予知能力者でもないかぎり、ほとんどよいケースにはならない。

結果を良いイメージするのはとてもよいことだし、そうするべきだが、問題はプロセスではないかな。「よく分からないけど、なんとかなるだろう」で勝ち続けるという事は不可能だと思う。これはすごく大事。しかし、成功するイメージとそのリスクの「さじ加減」というのは、すごく難しい。

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