よく一緒に仕事をする隣の部の女性は、いつもピンクの服を着ている。今日、何気なく

 ピンク以外の服は持っていないの?

と聞くと

 クローゼットを開けるとほとんどの服がピンク

との返事。結構、すごい話だな。彼女とのやりとりの後に、ふと思ったのだが、色の呼称というのは、実にいい加減だという事。たとえば、今日び、ピンクの事を桃色とは言わない。逆に赤をレッドと呼ぶ事はほとんどない。

(例)
 ○ そのピンクのカーデガンいいねぇ
 × その桃色のカーデガンいいねぇ

 ○ その赤のコートいいねぇ
 × そのレッドのコートいいねぇ

また、日本語で言っても英語で言っても問題ないというのもある

(例)
 ○ そのブルーのシャツいいねぇ
 ○ その青いシャツいいねぇ

とは言いながらも、アイテムによって支障が出る(?)場合もある

(例)
 ○ 今、青の信号を左折して
 × 今、ブルーの信号を左折して

意外と難しいものだ。そういえば、嘉門達夫の歌にも出てくるが、絵の具の色の呼称はいい加減だと思う。オレンジを「だいだい色」、濃い青を「ぐんじょう色」とは中々言わない。極めつけは、何で緑がビリジアンというのだろうか。絵の具やクレヨン以外で聞いたことないぞ。

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