昨日の続き、友人との会話より。友人は、例の塾の講師のバイトのほか、家庭教師の経験もあるとの事。ずはり

 勉強を総合的に向上させるには、
 どうしたらよいか?

という質問をしてみた。すると友人は

 中学で家庭教師をつけるようでは難しい
 小学校の頃から、本を沢山読ませると、
 その後、勉強が楽になる。

との事。さらに続けて、友人曰く

 国語が出来ないという事は、漢字が読めないという
 ケースが多い。漢字が読めないと文章が読めない、
 文章が読めないと問題の意味が分からない。
 分からなから、勉強自体が嫌いになる

というスパイラルにはまりやすいそうだ。どんな科目のテストであろうとも、必ず問題は書かれている訳で、それを理解するには、国語というより、文章を読み理解するという基礎があってのこと。これは小学生の時にたくさん本を読んでいると、否とでは中学生になった時に、大きな差が現れるという。だから、子供の頃にたくさん本を読めと友人は言う。仮に自らの意思で本を読んでいた場合、分からない漢字があれば自ら辞書をひくなり、大人に聞くなりして自然の身になるとか。これが勉強であれば、意思が強い子供ならともかく、大概はそのままに流してしまう。

 では、子供が本を読むようにするにはどうしたらいいか?

友人は、この問いに

 やはり親の影響力が大きい。
 子供が親の読書をしている姿を見たり、
 本を部屋にたくさん置くだけでも違う

という事だそうだ。そういえば、若年期に読んだ本のインパクトというのは、いつまでも印象に残る。考えてみれば「読書が趣味」という人は子供の頃からずっと本を読み続けているし、総じて知識も豊富だし、話をしていても面白い。昨今の子供たちというのはどうなのだろう。インターネットが若年層まで広がり、自分が子供時代の時より本を読む子供が少なくなったのだろうか。自分の場合は無論、インターネットにバカみたいに時間を費やすが、逆に活字も読みたくなってきているような気がする。子供の頃、余り本を読まなかった反動なのかもしれないな。

本を読もう。本は文章を作り出す素材がたくさん詰まっているし、何より絶対的にビジュアルで飛び込んでくるものより頭を使わなければならない。文章を読解するのも然りだが、そういった意味でも本を読むというのは重要な勉強ではないかと、友人の話を聞きながら思う。

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