普通高校のことをちらっと書いたので、今日は自分が卒業した「商業高校というのは、どんな所だ?」という事を書いてみる。時代は変わってしまったが、当時の商業高校というのは、進学を前提とせず、大半の生徒が就職していた。おりしも世はバブルの真っ只中。自分の高校時代とは求人票は毎年、山のように来ていた1988年〜1991年。
* 学校データ
神奈川県立平塚商業高等学校
http://www.hiratsuka-ch.pen-kanagawa.ed.jp/
設立:全日制 昭和37年(1962)10月、定時制 昭和13年 (1938) 5月
1988年(昭和63年)4月同校全日制商業科入学
1991年(平成3年)3月同校卒業
− 男女割合バランス
私学の商業高校(商業科がある学校)の男子校・女子高というの別にした場合、概ね、商業高校は女子が多いと思われる。公立であっても女子しかいない高校も存在する。特にウチの高校は、その傾向が顕著で在学中の男子と女子の比率は、全校約800人に対して男子が30〜40人程度。平均すると1学年10名前後で、自分の学年は入学時が10人、卒業時が9人といった具合。ついでにいるような扱いだし、複数のクラスにまたがると色々と面倒だったようで、3年間、メンバーが変わることはない。後に専門学校に行った際には、約40人のクラスで女子が5人というまったく反対な環境だったのだが、後に分かった事が、たくさんの女子の中の小数の男というは、女子から、ほとんど男とし認識されない。逆に多くの男の中で、少数の女子というのは、やたらにちやほやされるという事。よく人から「高校時代は選びたい放題だねぇ」と言われるが、実は余りにもバランスが崩れていると、そうでもないという事
− 商業科目
今はどうか知らないが、普通科なないと思われるものは、簿記、税務、法規、商業経済、計算実務(ソロバン)、ワープロ、情報処理、総合実践と言った科目。
− 簿記
今でこそ、結構、偉そうなことを色々と言っているが、実は高校1年当時は、めちゃくちゃ簿記が苦手で、1年の1月期の成績は赤点ギリギリ。その時の補習か何かで「面白そう」という事が発覚してしまう。それ以来、ずっと簿記と付き合うこととなる。3年の3月期は多分7か8で終わったと思うので、合っていたといえば合っていたのかも知れない。
− 情報処理、ワープロ
今でこそ、情報処理(パソコン)の授業というのは、どこの学校でもあると思われるが、当時(1988年〜1990年)は、商業科にでも行かないと、情報処理だのワープロだとかの授業はなかったと思われる。当時の情報処理の授業はCOBOLのプログラミング。また税務の時間で、マルチプラン、ランプランと言った、今のExcelの走りの授業があった。当時は情報処理の授業を「電算」とも呼ばれており、今でも「電算が・・・」みたいなことを言うと「いくつだよ」といわれたりもする。そもそもパソコンという言葉自体が余り普及しておらず、今はほとんど言われなくなった、オフコンと並列だったのではないかと思われる。高校2年の時にワープロの授業があったのだが、ここで「かな入力」をマスターしてしまったおかけで、今でも「かな入力」という事で「かな入力歴」は18年くらい。
− 税務会計、法規、商業経済
税務の勉強は、賞味期限があって税法が改正されると、せっかく覚えた算式が一気に使えなくなるという事がある。なので余り真剣に勉強はしなかった。法規といっても、高校生相手にガチガチに難しいことをやる事はない。メジャーな条文をさらっと流す程度。商業経済というのは普通科でも似たような科目があるのではないかな。ミクロ経済、マクロ経済なんていうのはここで習った覚えがある。ただしほとんど覚えていない。
− 計算実務(ソロバン)
ソロバンは思いっきり苦手。昔も今も出来ない。その代わり電卓は思いっきり速い。ソロバンの先生は特攻隊の生き残りと言っていたが、それくらいしか覚えていない。
− 総合実践
おそらく、この科目は普通科にはないと思われる。簡単に言うと「会社さんごっこ」4〜5人でグルーピングをして、それぞれ社長、営業、経理などに別れて「会社さんごっこ」を実践する。テストもなく2コマぶっづけの授業だったので、とても楽だった記憶がある。
つらつらと書いたが、今、仕事で、使っているのが、ほとんどで、その基となっているのが、高校時代という事。という事で、学歴はないが職人としては、商業科に行っていてラッキーかな?なんて思う。特に簿記や情報処理というのは、10年前に入社した当時の背景を考えると、他の社員に比べると随分とアドバンテージがあったので、仕事上では余り苦労することもなかった。ただ、高校の同級生とたまに集まると経理をやっているというのは自分だけ。逆に「まだ、経理やっているの?」とも言われる。続いているといえば格好がいいけど、単に商売替えするのが面倒なだけなんだが・・・・
もの凄く少ないと思われるが、商業高校卒の方、コメント頂けると嬉しいです。またそれ以外の方でも、商業科についての質問があれば、書いてくださいませ。
* 学校データ
神奈川県立平塚商業高等学校
http://www.hiratsuka-ch.pen-kanagawa.ed.jp/
設立:全日制 昭和37年(1962)10月、定時制 昭和13年 (1938) 5月
1988年(昭和63年)4月同校全日制商業科入学
1991年(平成3年)3月同校卒業
− 男女割合バランス
私学の商業高校(商業科がある学校)の男子校・女子高というの別にした場合、概ね、商業高校は女子が多いと思われる。公立であっても女子しかいない高校も存在する。特にウチの高校は、その傾向が顕著で在学中の男子と女子の比率は、全校約800人に対して男子が30〜40人程度。平均すると1学年10名前後で、自分の学年は入学時が10人、卒業時が9人といった具合。ついでにいるような扱いだし、複数のクラスにまたがると色々と面倒だったようで、3年間、メンバーが変わることはない。後に専門学校に行った際には、約40人のクラスで女子が5人というまったく反対な環境だったのだが、後に分かった事が、たくさんの女子の中の小数の男というは、女子から、ほとんど男とし認識されない。逆に多くの男の中で、少数の女子というのは、やたらにちやほやされるという事。よく人から「高校時代は選びたい放題だねぇ」と言われるが、実は余りにもバランスが崩れていると、そうでもないという事
− 商業科目
今はどうか知らないが、普通科なないと思われるものは、簿記、税務、法規、商業経済、計算実務(ソロバン)、ワープロ、情報処理、総合実践と言った科目。
− 簿記
今でこそ、結構、偉そうなことを色々と言っているが、実は高校1年当時は、めちゃくちゃ簿記が苦手で、1年の1月期の成績は赤点ギリギリ。その時の補習か何かで「面白そう」という事が発覚してしまう。それ以来、ずっと簿記と付き合うこととなる。3年の3月期は多分7か8で終わったと思うので、合っていたといえば合っていたのかも知れない。
− 情報処理、ワープロ
今でこそ、情報処理(パソコン)の授業というのは、どこの学校でもあると思われるが、当時(1988年〜1990年)は、商業科にでも行かないと、情報処理だのワープロだとかの授業はなかったと思われる。当時の情報処理の授業はCOBOLのプログラミング。また税務の時間で、マルチプラン、ランプランと言った、今のExcelの走りの授業があった。当時は情報処理の授業を「電算」とも呼ばれており、今でも「電算が・・・」みたいなことを言うと「いくつだよ」といわれたりもする。そもそもパソコンという言葉自体が余り普及しておらず、今はほとんど言われなくなった、オフコンと並列だったのではないかと思われる。高校2年の時にワープロの授業があったのだが、ここで「かな入力」をマスターしてしまったおかけで、今でも「かな入力」という事で「かな入力歴」は18年くらい。
− 税務会計、法規、商業経済
税務の勉強は、賞味期限があって税法が改正されると、せっかく覚えた算式が一気に使えなくなるという事がある。なので余り真剣に勉強はしなかった。法規といっても、高校生相手にガチガチに難しいことをやる事はない。メジャーな条文をさらっと流す程度。商業経済というのは普通科でも似たような科目があるのではないかな。ミクロ経済、マクロ経済なんていうのはここで習った覚えがある。ただしほとんど覚えていない。
− 計算実務(ソロバン)
ソロバンは思いっきり苦手。昔も今も出来ない。その代わり電卓は思いっきり速い。ソロバンの先生は特攻隊の生き残りと言っていたが、それくらいしか覚えていない。
− 総合実践
おそらく、この科目は普通科にはないと思われる。簡単に言うと「会社さんごっこ」4〜5人でグルーピングをして、それぞれ社長、営業、経理などに別れて「会社さんごっこ」を実践する。テストもなく2コマぶっづけの授業だったので、とても楽だった記憶がある。
つらつらと書いたが、今、仕事で、使っているのが、ほとんどで、その基となっているのが、高校時代という事。という事で、学歴はないが職人としては、商業科に行っていてラッキーかな?なんて思う。特に簿記や情報処理というのは、10年前に入社した当時の背景を考えると、他の社員に比べると随分とアドバンテージがあったので、仕事上では余り苦労することもなかった。ただ、高校の同級生とたまに集まると経理をやっているというのは自分だけ。逆に「まだ、経理やっているの?」とも言われる。続いているといえば格好がいいけど、単に商売替えするのが面倒なだけなんだが・・・・
もの凄く少ないと思われるが、商業高校卒の方、コメント頂けると嬉しいです。またそれ以外の方でも、商業科についての質問があれば、書いてくださいませ。
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