Over the immigration

2006年2月11日 日常
リンク先の大学生が卒業旅行で、国名は聞いていないが、初めて海外に行くそうだ。素直にうらやましいと思う。うらやましいというのは、自分が初めて海外に行ったのが、29歳だったので、これからたくさん、行ける機会が多くあっていいなぁということ。

それぞれ、個人には趣向があるので「海外旅行なんて」とい思っている人もたくさんいるだろうし、自分も初めて行く前は、それに近い感覚があったりもした。従って、それが悪いという話ではない。ただ、食わずキライではないけれども、一度、行ってしまうと、その魅力には取り付かれてしまい、また違う国に行きたいと思うようになる。海外旅行というのは、その国でしか見られないものや食べられない物というのも魅力があるが、普通に買い物したり、電車やタクシーに乗ることでさえ、結構な緊張感があったりもするので楽しい。それに、ありふれた話ではあるが、自分が海外に出ると「日本人なんだ」というアイデンティティが日本にいる時の3倍くらいは出てくるような気がする。これと同じ感覚は、海外以外で味わうことが出来ないのではないかと思う。

海外旅行を遠慮する人の多くは、言葉の問題であると思われる。ただ、自分も行ってみて分かったのだが、これこそ「何とかなる」というもので、大概、自ら店に行けば、何か買いたいとか食べたいという意思が既にあり、店は店で売りたいという意思があるから、すでにコンセンサスが取れてる訳で、実はそんなに難しい会話などは必要としない。ところが普通の日本人は、例えば英語なら「学校で習った英語を完璧に言わなければ、通じないのだ!」という思考がどこかで働き、結局、言えずに物怖じしてしまう所があると思う。そりゃ、流暢に喋れれば越したことがないが、ディベートをやる訳でも商売をしに行く訳でもないので、喋れないなら喋れないものとして、知っている単語を通り一辺倒、ガンガンぶつけると、実は旅行に困らない程度は、何とかなってしまうものだ。海外旅行とは度胸があった方が数倍、楽しめるというもの。ちなみに中国の場合、こちらが日本人と分かると、やたら物を売りつけてくるのだが、ちょっとした英語をかますと、すぐさま定員がいなくなる。

去年も海外に行っていないし、今年はそろそろ、行きたい気分である。なんでも昨年の3冠馬ディープインパクトが、秋にフランスのロンシャンで行われる凱旋門賞に出馬するというニュースも流れているので、ガンガン万馬券とって旅費をするよう頑張ってみようと思う。

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