談合

2006年2月22日 日常
談合というと資本主義の世界では「悪」以外の何物でもない。日本という国は「土建国家」とも言われていて、アメリカの国土と対比すると日本の土建屋さんは、アメリカの10倍あると言われている。それだけ生きながらえてこられるというのは、日本の土建技術もさる事ながら、実は談合によって回っていたというような気もしなくはない。

何かのテレビで誰かが言っていたが、そもそも日本人に資本主義というのは合わないのではないか。と言ったことを思い出す。その顕著な例が、談合であろう。資本主義とは競争社会で友達であろうと親であろうと蹴落として自分は這い上がるというのが、基本的な考え方(もちろん例外もある) しかし、歴史的に互助という考え方が強い日本にとっては、一方では受け入れて、一方では拒絶しているという風に捉えることができる。言いか悪いかは別にして、折衷資本主義みたいなものだ。

大手ゼネコン各社が「談合はしない」というような発言をしたが、日本人の資質から言って無理なのではないだろうか。この発言を受けた公正取引委員会の見解が最も現実的だと思わざるおえない。

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