消費者金融のグレーゾーン撤廃へ
2006年2月24日 日常 コメント (2)つい最近の新聞で消費者金融業界で問題になっているグレーゾーンの撤廃が、どうも数年来にあるらしい。利息制限法と出資法の間にある「過払返還金」がなくなるということだ。
なんのこっちゃ?という人がほとんどだと思うのだが、簡単に言うと、消費者金融というのは、出資法に基づいて顧客から金利をもらっている。この上限金利が29.2%。ところが片方では利息制限法という法律では概ね20.0%前後(貸付額によって変わる)とされている。つまりは利息の制限について、2つの法律が存在しダブルスタンダードになっている。そして司法判断としては利息制限法を支持。つまりは顧客から過剰に利息を取っているという扱いを受けている。これだけ書くと「やっぱり悪徳だ」という風にとられがちだが、だったら出資法は何のためにあるのだ?という議論のなるのだが、どうも、この辺りは論じられていない。
この矛盾を解決するために金融庁が、うち出したのが、グレーゾーンの撤廃。つまりは司法判断通り利息制限法を支持するという事らしい(詳細は不明)という事は、この業界の多くは、29.2%の金利をとっていた所をとある日を境に突然20.0%の金利になるという事だ。貸付残高がそのまま推移すると仮定すると32%の利息収入減となる。
29.2%にせよ20.0%にせよ世間では金利としては高い、場合によっては暴利といわれている。しかし、高いとか安いとかいう議論をもう少しするべきではないかと思う。そもそもこの業界というのは、銀行がダメ、カード会社がダメといった顧客に対して無担保で融資をするのだから、それはかなりのリスクがともなう訳で、それを数値化したのが金利である。考えてもらいたい。あるかないかは別にして、金払いの悪い友達、あるいは金回りの悪い友達にどうしても金を貸さなければならない。その折、返済してもらえないかもしれないという爆弾を抱えながら金を貸すというのはどういうことか。また、消費者金融とは現金の融通だから、余計にリアルに解されるのかもしれないが、例えば、ファーストフードやファミリーレストランのコーヒーはだいたい1杯200円前後。しかし原価としては5円もかかっていないといわれている。だから、それに比べたら大した話ではない。そもそも金融などというものは、イメージ以外、やっている事は、どこもエゲツないものだ。保険などさえたる例。「人を不安に陥れて金を取る」と言った所で、まんざら間違いではない。
前にも書いたが、借りたものは返す。それが人の道。返さない奴が四の五の言ったり、中身も知らずに揶揄するのは筋違いというもの。抱いているイメージなど、1秒で変わる事だってある。そういったものをアテに物事を判断するというのは、よくないのではないかと思う。
なんのこっちゃ?という人がほとんどだと思うのだが、簡単に言うと、消費者金融というのは、出資法に基づいて顧客から金利をもらっている。この上限金利が29.2%。ところが片方では利息制限法という法律では概ね20.0%前後(貸付額によって変わる)とされている。つまりは利息の制限について、2つの法律が存在しダブルスタンダードになっている。そして司法判断としては利息制限法を支持。つまりは顧客から過剰に利息を取っているという扱いを受けている。これだけ書くと「やっぱり悪徳だ」という風にとられがちだが、だったら出資法は何のためにあるのだ?という議論のなるのだが、どうも、この辺りは論じられていない。
この矛盾を解決するために金融庁が、うち出したのが、グレーゾーンの撤廃。つまりは司法判断通り利息制限法を支持するという事らしい(詳細は不明)という事は、この業界の多くは、29.2%の金利をとっていた所をとある日を境に突然20.0%の金利になるという事だ。貸付残高がそのまま推移すると仮定すると32%の利息収入減となる。
29.2%にせよ20.0%にせよ世間では金利としては高い、場合によっては暴利といわれている。しかし、高いとか安いとかいう議論をもう少しするべきではないかと思う。そもそもこの業界というのは、銀行がダメ、カード会社がダメといった顧客に対して無担保で融資をするのだから、それはかなりのリスクがともなう訳で、それを数値化したのが金利である。考えてもらいたい。あるかないかは別にして、金払いの悪い友達、あるいは金回りの悪い友達にどうしても金を貸さなければならない。その折、返済してもらえないかもしれないという爆弾を抱えながら金を貸すというのはどういうことか。また、消費者金融とは現金の融通だから、余計にリアルに解されるのかもしれないが、例えば、ファーストフードやファミリーレストランのコーヒーはだいたい1杯200円前後。しかし原価としては5円もかかっていないといわれている。だから、それに比べたら大した話ではない。そもそも金融などというものは、イメージ以外、やっている事は、どこもエゲツないものだ。保険などさえたる例。「人を不安に陥れて金を取る」と言った所で、まんざら間違いではない。
前にも書いたが、借りたものは返す。それが人の道。返さない奴が四の五の言ったり、中身も知らずに揶揄するのは筋違いというもの。抱いているイメージなど、1秒で変わる事だってある。そういったものをアテに物事を判断するというのは、よくないのではないかと思う。
コメント
ありがとう。深夜のヘロヘロの時間帯に書いているとはいえ、かなり酷い間違えだった(笑)