3月も11日。あと20日もすれば、日本中で、全然違う生活が始る人がたくさんいる。同じ「春」という言葉でくくられても3月と4月では相当違うのではないだろうか。もうここ10年はまったく同じような生活なので「生活が変わる」という実感がまるでない。子供でもいればまた別なのだろうけど。

この時期はいわずと知れた卒業シーズン。昔から余り昔のことはこだわらない性格なのか、いざ、卒業と言われても、学生時代を振り返るということはしなかったし、今も全然しないし、同級生と話ても全然覚えていなは話が多い。そこにいる人達がキライというのではなくて「区切り」という位置づけで、それ以上でもそれ以下でもないという事。その証拠というべきか、いくつか出た学校の卒業アルバムの在り処は1つも知らない。自宅にあるのかどうかも分からない。よって振り返る手段もない。実は写真を撮られるのも余り好きではないので、自分が写っている写真というのは、ほとんどない。なんだからログにしていると、かなり寂しい奴のようだが、まあ、それはそれで、いいのではないかと思う。

何かの歌詞ではないが、過去を振り返るというより「昨日より今日、今日より明日」を考えた方が、メリットとして大きいのではないか。無論、逆の考えを否定するつもりではなく、あくまでも自分の考え。終わってしまった事を糧とするのはアリだと思うが、過去から引き続き行われている事は別として、完結して動かせないものは、もう仕方ないとどこかで思っている。いいのだか悪いのだか分からないが、今、そこそこの友達に恵まれて、何だかんだと週に1回くらいはバカ騒ぎできているのだから、いいのだろうと思う。

例えば卒業アルバムに写っている人で、全然会っていない人、音信が途絶えている人は完結した人。しかし、写っている人で今でも交友がある人というのは決して完結した人ではなくて今もそして、これからも続く人と位置づける。何が言いたいかといえば、完結してしまった人より、今いる人、今から出会うであろう人と、これからを大事にしていく方が時間の使い方としては有意義ではないかと思う。結局はドラえもんでもいない限り、事実は動かせないのだから。

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