今年、大学を卒業し新社会人なった友人から、配属先が決定したとのメールが到着。本人が希望していた部署に行ったかどうか定かではないが、これで本格的に仕事が始るという事になった訳だ。
自分の場合、商業高校→専門学校4年というかなり変則的な学業を経て入社しているので、経理以外で就職する気はまるでなかったのを覚えている。おかげで8ヶ月もフラフラしていたのだが、今思えば、8ヶ月くらいどうってことなかったと言う事にでもなるかな。こういうと格好がいいが、学歴がない分、技術で売るしかないので、必然的に就職口もせまく、また経理のみという事だと、さらに狭まったという事もある。ともあれ、8ヶ月間の無駄な時間のおかげで、希望の仕事につけた訳で、今でもその職で給与をもらっているのだから申し分はない。ただ、高校時代、専門学校時代の友人に話を聞くと、ほとんど経理という職に就いている人はいない。まったく関係ない仕事に就いている友人がほとんどだ。逆に、同じ部の同僚に話を聞くと「経理にだけはなりたくなかった」という意見もある。ようは所属部署などというのは、かなり温度差が違う者達の集まりであるともいえる。
サラリーマンを11年目になり、何度も新入社員達が、色々な部署に配属されているのを見ているが、ほとんどのケースが希望部署に行くという事ない。だいたいは人事担当者が、短い研修で、機械的に決めているケースが多い。新入社員としては「ちゃんと選考してくれ」と言いたい所だと思うが、残念ながら、会社は生き物だから、そんな時間はない。会社の規模にもよるが10人中1人〜2人が、その配属部署で成功してくれれば・・・という事もよく聞かれる。3年、5年と経てばだいたいどこの会社もそんなものである。だが、大事なのは希望部署ではない所に配属された場合であっても、腐らず仕事をこなすという事がプロフェッショナルとしての第一歩。配属されて早々に「俺、向いていないんだよな」などというのは論外。仮にその後、希望部署に移動になったとしても、いい仕事は出来ない。これは断言できる。理不尽な人事だなぁと思っても、会社というヒエラルキーの中で生きて行くには、受け入れなければならない事実であるという事を認識するべき。社会というのもそういうもの。組織に生きるという事は、自らの意見で、人事が「どうこうするような物ではない」という事も認識するべきではないかと思う。すなわち、会社より与えられた仕事をこなし、周りに認めてもらい、初めて自分の希望を発言する権利が発生する。そこからスタートするという事である。
と偉そうなことを言っているが、どんな業種であろうと、どんな職務であろうと、ともかく頑張って欲しい。原点回帰ではないが、じっと堪えれて仕事をすれば、そのうちきっといい事はある。何らかの事情で、会社を去らなければならなくなったとしても、自分の「がんばった財産」は残る訳で、それはコツコツ貯めて行く事をどこか頭の片隅に置いてほしいもの。会社というのは、厳しい所ではあるが、実は作りは意外と単純なケースが多い。単純だから厳しいとも言える。それゆえに難しいことが多い。悪い言い方で「組織に隷属する」という事は、難しいことを多くクリアした人が、発言権を持つという事。それが何年後になるかというのは、その人次第。苦労して就職活動した皆さん、決して「5月病」などという言葉に惑わされないように。
自分の場合、商業高校→専門学校4年というかなり変則的な学業を経て入社しているので、経理以外で就職する気はまるでなかったのを覚えている。おかげで8ヶ月もフラフラしていたのだが、今思えば、8ヶ月くらいどうってことなかったと言う事にでもなるかな。こういうと格好がいいが、学歴がない分、技術で売るしかないので、必然的に就職口もせまく、また経理のみという事だと、さらに狭まったという事もある。ともあれ、8ヶ月間の無駄な時間のおかげで、希望の仕事につけた訳で、今でもその職で給与をもらっているのだから申し分はない。ただ、高校時代、専門学校時代の友人に話を聞くと、ほとんど経理という職に就いている人はいない。まったく関係ない仕事に就いている友人がほとんどだ。逆に、同じ部の同僚に話を聞くと「経理にだけはなりたくなかった」という意見もある。ようは所属部署などというのは、かなり温度差が違う者達の集まりであるともいえる。
サラリーマンを11年目になり、何度も新入社員達が、色々な部署に配属されているのを見ているが、ほとんどのケースが希望部署に行くという事ない。だいたいは人事担当者が、短い研修で、機械的に決めているケースが多い。新入社員としては「ちゃんと選考してくれ」と言いたい所だと思うが、残念ながら、会社は生き物だから、そんな時間はない。会社の規模にもよるが10人中1人〜2人が、その配属部署で成功してくれれば・・・という事もよく聞かれる。3年、5年と経てばだいたいどこの会社もそんなものである。だが、大事なのは希望部署ではない所に配属された場合であっても、腐らず仕事をこなすという事がプロフェッショナルとしての第一歩。配属されて早々に「俺、向いていないんだよな」などというのは論外。仮にその後、希望部署に移動になったとしても、いい仕事は出来ない。これは断言できる。理不尽な人事だなぁと思っても、会社というヒエラルキーの中で生きて行くには、受け入れなければならない事実であるという事を認識するべき。社会というのもそういうもの。組織に生きるという事は、自らの意見で、人事が「どうこうするような物ではない」という事も認識するべきではないかと思う。すなわち、会社より与えられた仕事をこなし、周りに認めてもらい、初めて自分の希望を発言する権利が発生する。そこからスタートするという事である。
と偉そうなことを言っているが、どんな業種であろうと、どんな職務であろうと、ともかく頑張って欲しい。原点回帰ではないが、じっと堪えれて仕事をすれば、そのうちきっといい事はある。何らかの事情で、会社を去らなければならなくなったとしても、自分の「がんばった財産」は残る訳で、それはコツコツ貯めて行く事をどこか頭の片隅に置いてほしいもの。会社というのは、厳しい所ではあるが、実は作りは意外と単純なケースが多い。単純だから厳しいとも言える。それゆえに難しいことが多い。悪い言い方で「組織に隷属する」という事は、難しいことを多くクリアした人が、発言権を持つという事。それが何年後になるかというのは、その人次第。苦労して就職活動した皆さん、決して「5月病」などという言葉に惑わされないように。
コメント