今年から、日本プロ野球機構より「観戦規約」なるものが、発表になった。簡単にいえば「客も規約に従って観戦してくださいね」というものだ。今までは、意外と「なあなあ」で運用していた部分が、これからは「規約によって」という事になるのである。ただ、今年になって、各球場を回っているが、「規約がきつすぎる」という感もあるし、逆に「規約はあってなしがごとし」のところもずいぶんある。ルールができたのは良いが、ぜんぜん、各地で運用できていないという事だ。
考えてみれば、規約があるからといっても、球場内で発生するさまざまな問題がクリアになるのか?といえば、まったく別の問題。また、将来、バッチリ規約とおりになるという事もありえないというのが現状である。規約をガンガンきつくしすぎれば、お客は来なくなるだろうし、逆に緩くしすぎたらしすぎたで、もっとひどい無法状態になるのは、明らかだ。結局、このあたりのサジ加減は少しずつ詰まることはあっても、永久につまることはない。もう少し踏み込んでみると、昔は、いい意味でも悪い意味でも「なあなあ」で済んでいた所が、昨今では、到底許されないところまで発展している事件が多々起こっている。原因は観戦者のマナーが悪くなったのと、時代によって許されない部分が出てきたという事だろう。
そもそも法律や規則を総じて「ルール」と言い切っても誤差範囲の解釈相違であると思う。では「ルールいったい何か?」という問いに対して、なかなかうまく説明できないというのが、現状ではないか。総じてルールというのは、
最低限のモラルやマナーを明文化したもの
とよく言われいる。然るにルールのとは、モラルなマナーの上に成り立っているという事である。ルールを守ればよいという話ではないという事が、結構、見落としがちになっているのではないか。規約を出されてしまうというのは、出されてしまった側にも責任はあると残念なから言うしかない。
考えてみれば、規約があるからといっても、球場内で発生するさまざまな問題がクリアになるのか?といえば、まったく別の問題。また、将来、バッチリ規約とおりになるという事もありえないというのが現状である。規約をガンガンきつくしすぎれば、お客は来なくなるだろうし、逆に緩くしすぎたらしすぎたで、もっとひどい無法状態になるのは、明らかだ。結局、このあたりのサジ加減は少しずつ詰まることはあっても、永久につまることはない。もう少し踏み込んでみると、昔は、いい意味でも悪い意味でも「なあなあ」で済んでいた所が、昨今では、到底許されないところまで発展している事件が多々起こっている。原因は観戦者のマナーが悪くなったのと、時代によって許されない部分が出てきたという事だろう。
そもそも法律や規則を総じて「ルール」と言い切っても誤差範囲の解釈相違であると思う。では「ルールいったい何か?」という問いに対して、なかなかうまく説明できないというのが、現状ではないか。総じてルールというのは、
最低限のモラルやマナーを明文化したもの
とよく言われいる。然るにルールのとは、モラルなマナーの上に成り立っているという事である。ルールを守ればよいという話ではないという事が、結構、見落としがちになっているのではないか。規約を出されてしまうというのは、出されてしまった側にも責任はあると残念なから言うしかない。
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