先週の土曜日、神戸の試合後、三宮でした、かなり深い野球の話。横浜ベイスターズ云々という話より、プロ野球という産業がこれからどうなるかという結構、スケールの大きな話だったのだが、結論から言ってしまえば、残念ながら斜陽だろうというなんとも悲しい結末に至ってしまった。
簡単に言ってしまえば、球場に客がこなくなっているという事に尽きる。時勢を考えてみても、自分たちが子供の頃は、プロスポーツというジャンルは相撲と野球くらいしか存在せず、相撲は大人が見るもので、野球は大人と子供が観るという風潮があった。つまりは、子供の選択肢としては野球しかなかった訳である。ところが、昨今はサッカーはある、格闘技はあると多岐に渡るし、プロスポーツ以外の娯楽も、以前に比べれば山ほどある。これに拍車がかかっているかどうかは分からないが、企業が接待用に年間予約席を買わなくなったという実情もあるし、もっと根底には少子化という大問題が野球など抜きに抱えている。このような状況の中、まったく野球を観に行った事がない人に「はい、野球を観に来てくださいね」と行っても中々、お金を落として球場に足を運んでくれるという話にはなりにくいという事。
では、現在、球場に行っている人というのは、どんな人かといえば、自分も含めて、昔から通っている人。つまりはリピーターが大半を占めると思われる。新しい人が球場に来ないで、リピーターが何度も通うという図式ではないだろうか。リピーターというのは通えば通うほど、野球に詳しくなっていくのは道理。しかし、外(普段野球を見ない人)からみると、もしかしたらマニアックな世界になっているのかも知れない。すなわち外から見ると「入りづらい」という雰囲気があると言えるだろう。
これは考えた方がよいのではないだろうか。やれ試合時間短縮が、なんちゃらかんちゃらとか、言ってしまえば小さいことではなくて、もっと大きな図面を引く人が現れて、プロ野球産業全体を「こうして盛り上げていく」というようなことを示さないと、これからますます、新しい顧客が球場に足を運ばないという事になりかねなのではないだろうか。野球をまわしている人も、やっている人も、見ている人も気がつかないといけない時期ではないのだろう。
簡単に言ってしまえば、球場に客がこなくなっているという事に尽きる。時勢を考えてみても、自分たちが子供の頃は、プロスポーツというジャンルは相撲と野球くらいしか存在せず、相撲は大人が見るもので、野球は大人と子供が観るという風潮があった。つまりは、子供の選択肢としては野球しかなかった訳である。ところが、昨今はサッカーはある、格闘技はあると多岐に渡るし、プロスポーツ以外の娯楽も、以前に比べれば山ほどある。これに拍車がかかっているかどうかは分からないが、企業が接待用に年間予約席を買わなくなったという実情もあるし、もっと根底には少子化という大問題が野球など抜きに抱えている。このような状況の中、まったく野球を観に行った事がない人に「はい、野球を観に来てくださいね」と行っても中々、お金を落として球場に足を運んでくれるという話にはなりにくいという事。
では、現在、球場に行っている人というのは、どんな人かといえば、自分も含めて、昔から通っている人。つまりはリピーターが大半を占めると思われる。新しい人が球場に来ないで、リピーターが何度も通うという図式ではないだろうか。リピーターというのは通えば通うほど、野球に詳しくなっていくのは道理。しかし、外(普段野球を見ない人)からみると、もしかしたらマニアックな世界になっているのかも知れない。すなわち外から見ると「入りづらい」という雰囲気があると言えるだろう。
これは考えた方がよいのではないだろうか。やれ試合時間短縮が、なんちゃらかんちゃらとか、言ってしまえば小さいことではなくて、もっと大きな図面を引く人が現れて、プロ野球産業全体を「こうして盛り上げていく」というようなことを示さないと、これからますます、新しい顧客が球場に足を運ばないという事になりかねなのではないだろうか。野球をまわしている人も、やっている人も、見ている人も気がつかないといけない時期ではないのだろう。
コメント