野球のルール

2006年6月2日 日常
どこの河川敷などにだいたい草野球場とうのがあり、休日ともなれば草野球に興じている。で、いわゆる球場とかスタジアムというレベルに達しないような野原にラインを引いたようなグランドの1塁、3塁側のベンチに屋根が付いている事に気づく人は少ない。きちんと数えた訳ではないが、多くのグランドには屋根があると思われる。もちろん、これには、きちんと理由がある。規約の何番かは忘れたが『ルールブックに記載されている』だから。恐らく、プレイには直接影響はないので、このルール自体を知っている人もほとんどいないはず。しかしルールはルール。

野球のルールはこと細かく規定されており全部を理解しているという人はほとんどいないと思われる。また、野球を観に行く人(特に我々の世代)の多くは子供の頃から『なんとなく』ルールを覚えてしまったという経緯があるので、細かいルールが抜け落ちている事が多い。普通にプロ野球を観戦する分には、取り立てて問題ないが、年に1回あるかないかのプレイを目撃した時、だいたいはルールを顧みることはない。よってテレビ解説者の意見を100%1アテにするが、タチの悪い事にルールを把握していない解説者が多く『審判は説明すべき』的な発言をすることが間々あったりする。これは残念ながら筋違いではないかと思う。

色々な所で言っているが審判がマイクで説明するのは、相撲とプロ野球くらい。しかし日本のプロ野球以外の野球で、審判員がマイクで説明するというのは、ほとんど聞いた事がない。これはいったいどういう事だろうか。

よく『○○のファンである前に野球ファン』という事がある。もし、そう言うのであれば、ルール全部を覚える必要があるとは言わないが、少なくとも『審判がマイクで説明しろ』とか『ジャンパイヤ』と言うのは、かなりの間違いであると認識する必要があると思う。

先般の渡田審判員の一件で、ふと思うのが、プレイヤーよりはるかに安い給与で決してよく言われる事がない審判員という人たちこそ、究極の『野球好き』なのではなかろうか。

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