2006年6月16日 日常
年齢も年齢だし、小学生のお子さんを持つ方との知り合いが多くなってきた。まだ低学年という子が多いが、私の知り合いのお子さんは、どの子もとても、丁寧に挨拶をするように見受けられる。初めて会った時、何かをあげた時に「こんにちわ」「ありがとう」とハッキリ言える。すごく当たり前なのだが、すごく重要であると最近感じる。初対面の人と会った時に、挨拶がいい加減だと、無意識にその人の存在自体を「いい加減な人」とインプットしてしまうから。多分、自分だけではなくて、多くの人がそうではないか。

もちろん自分は、結婚もしていないし、子育ての経験もないので「躾」などと言っても、まったく説得力がないのだが、自分が子供の頃、自分の母親というのは、かなり躾が厳しかったと思う。それが分かって来たのが、ごく最近の話で、その時の親の年齢になったという事。多分、子供の頃から、それに気が付くまでの間およそ30年間は、人に対する評価というのは、例えば、凄い大学を出てるとか、凄い会社に勤めているといった比較的に分かりやすい評価方法ではなかったかと思う。しかし、最近は、それらのPriorityよりも、もっとリソース部分であるのではないかと思う。然るにそれを辿っていけば、躾という事につながり、長い長い年月をかけて、自分が誰かを躾する年齢なる頃に、ようやく実り理解できるもの。

初めて会った知人のお子さんに大きな声で「こんにちわ」「ありがとうございます」と言われると気持ちがいい。我々、大人同士が交わす挨拶より、よっぽど純粋で、言葉を正しく使っている。同時に、この子の親御さんというのは、とても躾が厳しいのだなぁと感じる。

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