〜6月30日 毎日新聞より抜粋〜
体育時の着替えを男女同室で行っているのは小学校では低学年を中心に平均で62.97%、中学校は7.49%、高校1.12%。林間学校やキャンプなどで男女同室での宿泊は小学校の1.55%、中学校は2校で、高校はゼロだった。
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自分の通っていた高校というのは、神奈川県立の商業高校。多くの商業高校がそうであるように圧倒的に女子が多い。在学中で800人弱の全校生徒で、男子は約30人。学年では約250人の生徒の中、男子は9人(入学時は10人)という当時の消費税と同じくらいの割合。で、つい最近、高校の同窓生と新たにmixiでマイミクになりメールで、高校時代の話になる。その中で、
そういえば、体育の時は女の子と一緒に着替えていた
という話になる。そもそも男子は9人しかいないので1つのクラスに押し込められる。クラスが45人程度として、男子9人、女子が36人という構図。さらに2年から3年になる時は、クラス替えがない「持ち上がり」だったので、2年間は同じメンバー。確かに1年生の時や2年生の初めの頃は、トイレなどで着替えていた記憶があるが、そのうち、男も女も面倒になり、いつの間にか一緒に着替えたように記憶している。さらにどういう訳か、体育は通常の始業の5分前から初めて、就業の5分前に終わるという謎のルールがあったため、比較的着替えが単純な男子を他所に、女子の皆様は、体育の授業の休み時間にせっせと着替えていた(3時間目は体育→1時間目と2時間目の間の休み時間に着替える)
今思えば、スゴイ話である。田嶋陽子がうちの学校にいたら大紛糾しただろう。ただ、我々当事者としては、「着替えるから出ていって」「着替え終わるまで入ってこないで」みたいな事は言われなかったし、取り立てて変なことも起きなかった。なんとなく「男女比がこんなだから仕方ないよね」みたいな感じで、変な協力関係が出来あがっていた。今更ながら考えてみると、たくさんの女の子の中に少数の男というのは、男として存在価値がない。逆に、男がいっぱいの中の女というのは、多少、顔が個性的であっても比較対象がないので、そこそこ「持ち上げられる」という傾向がある。然るに、これが男36人、女9人だったら成立しない話ではないだろうかと思う。
卒業してから、高校の話になると「男女比が〜」みたいな話になると「すげーいい学校じゃん!」というようなことを言われる(特に男子校卒業した人)ただ、前述のようなことが、日常茶飯事に起きると、取り立てて「よい」という事もなく、男子高に行きたいとまでは思わないが「半々くらいがいい」と、入学してすぐ思うようになる。外で見たり感じたりするのと、中にいるのでは、結構、印象が違うという事だ。こんな経験をして思うのが、ジェンダーフリーだとか男女平等だとか言うけど、直接、なんらかの被害を被っている人には申し訳ないが、全て杓子定規に当てはめるのは無理という事と、男も女も特殊な環境下になると、意外とどうでもよくなるという事。
ちなみに、高校卒業後に入学した専門学校では、クラス45人で男子40人、女子5人という高校時代とまったく逆の環境におかれた。しかし通算で考えればちゃらぱーかな?と考えたりもする。
体育時の着替えを男女同室で行っているのは小学校では低学年を中心に平均で62.97%、中学校は7.49%、高校1.12%。林間学校やキャンプなどで男女同室での宿泊は小学校の1.55%、中学校は2校で、高校はゼロだった。
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自分の通っていた高校というのは、神奈川県立の商業高校。多くの商業高校がそうであるように圧倒的に女子が多い。在学中で800人弱の全校生徒で、男子は約30人。学年では約250人の生徒の中、男子は9人(入学時は10人)という当時の消費税と同じくらいの割合。で、つい最近、高校の同窓生と新たにmixiでマイミクになりメールで、高校時代の話になる。その中で、
そういえば、体育の時は女の子と一緒に着替えていた
という話になる。そもそも男子は9人しかいないので1つのクラスに押し込められる。クラスが45人程度として、男子9人、女子が36人という構図。さらに2年から3年になる時は、クラス替えがない「持ち上がり」だったので、2年間は同じメンバー。確かに1年生の時や2年生の初めの頃は、トイレなどで着替えていた記憶があるが、そのうち、男も女も面倒になり、いつの間にか一緒に着替えたように記憶している。さらにどういう訳か、体育は通常の始業の5分前から初めて、就業の5分前に終わるという謎のルールがあったため、比較的着替えが単純な男子を他所に、女子の皆様は、体育の授業の休み時間にせっせと着替えていた(3時間目は体育→1時間目と2時間目の間の休み時間に着替える)
今思えば、スゴイ話である。田嶋陽子がうちの学校にいたら大紛糾しただろう。ただ、我々当事者としては、「着替えるから出ていって」「着替え終わるまで入ってこないで」みたいな事は言われなかったし、取り立てて変なことも起きなかった。なんとなく「男女比がこんなだから仕方ないよね」みたいな感じで、変な協力関係が出来あがっていた。今更ながら考えてみると、たくさんの女の子の中に少数の男というのは、男として存在価値がない。逆に、男がいっぱいの中の女というのは、多少、顔が個性的であっても比較対象がないので、そこそこ「持ち上げられる」という傾向がある。然るに、これが男36人、女9人だったら成立しない話ではないだろうかと思う。
卒業してから、高校の話になると「男女比が〜」みたいな話になると「すげーいい学校じゃん!」というようなことを言われる(特に男子校卒業した人)ただ、前述のようなことが、日常茶飯事に起きると、取り立てて「よい」という事もなく、男子高に行きたいとまでは思わないが「半々くらいがいい」と、入学してすぐ思うようになる。外で見たり感じたりするのと、中にいるのでは、結構、印象が違うという事だ。こんな経験をして思うのが、ジェンダーフリーだとか男女平等だとか言うけど、直接、なんらかの被害を被っている人には申し訳ないが、全て杓子定規に当てはめるのは無理という事と、男も女も特殊な環境下になると、意外とどうでもよくなるという事。
ちなみに、高校卒業後に入学した専門学校では、クラス45人で男子40人、女子5人という高校時代とまったく逆の環境におかれた。しかし通算で考えればちゃらぱーかな?と考えたりもする。
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