ラムタラ、英国へ売却
2006年7月3日 日常昨今の競馬は調教技術、育成技術の向上は著しいが「どうしたら強い馬を生産できるか?」という課題については、競馬が始まって300年もの歴史を経ても未だ論理的に解明できていない。おそらく、今後もできないだろうと思われる。単純に強い馬同士を掛け合わせたしても、より強い馬ができる訳でもないし、その逆も然りで、オグリキャップのように、それまで誰も知らなかった種牡馬から名馬が生まれることもある。日本競馬界において、大種牡馬であるサンデーサイレンスは母国アメリカで血統が嫌われ日本に渡り、血統勢力図を大きく変えた。言い古された言葉で言うなら生産とは「神のみぞ知る」というところか。
ラムタラとは、アラビア語で「見ることができないほど速い」という意味で、のちに10ヶ月の休養明けの英国ダービーを見事制し「奇跡の脚」「神の脚」とも言わた。その後もキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスはペンタイアらを破り優勝。さらに凱旋門賞までも制し、史上初めて無敗でヨーロッパの三大レースを全て制した。その後1年、英国での種牡馬として供用の後、日本で日高の生産者グループが約32億円で輸入し日本で種牡馬として供用されたが、産駒が振るわず、このたび、英国に売却されるという。32億円で購入した同馬が、24万ドル(約2750万円)で売却。「神のみぞ知る」というには、日高の生産者としては高すぎる話ではなかったのか。
ラムタラとは、アラビア語で「見ることができないほど速い」という意味で、のちに10ヶ月の休養明けの英国ダービーを見事制し「奇跡の脚」「神の脚」とも言わた。その後もキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスはペンタイアらを破り優勝。さらに凱旋門賞までも制し、史上初めて無敗でヨーロッパの三大レースを全て制した。その後1年、英国での種牡馬として供用の後、日本で日高の生産者グループが約32億円で輸入し日本で種牡馬として供用されたが、産駒が振るわず、このたび、英国に売却されるという。32億円で購入した同馬が、24万ドル(約2750万円)で売却。「神のみぞ知る」というには、日高の生産者としては高すぎる話ではなかったのか。
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