30円

2006年7月29日 日常
携帯電話で目が覚める。相手先を見ると「非通知」だったのでどうしようかと思ったのだが、目覚めのいい加減さでとることとする。

 もしもし、こちらJR東日本お客様相談室ですが、
 かれい様(仮名)の携帯でしょうか?

決め打ちの電話。振込み詐欺系の電話ではない。話を聞くと

 2004年11月3日、Suicaで神田から藤沢までご利用され、
 ご精算されておりますが、その際30円多く
 徴収してしまいました。申し訳ございません。

ちょっと前にJR東日本の過徴収のニュースは見た覚えがあるが、よもや自分も関係しようとは。それにしても30円多く徴収していたらしいが、返金をどうするのか?といえば、振込むので口座番号を教えてくれとの事。30円ぽっちで振込みというは、いかがなものか。どこかの駅でチャージしてくれればいいよと言ったところ「駅と時間を指定してください」という事で、面倒なのでやめて口座番号を教えることとした。こういった話は、例え30円でも「いらない」と言った方が、相手が面倒なことになる。きっちりもらうことの方がオペレーションマニュアルにされているのだから、相手の話に乗ってやることする。

これがSuicaの威力というべきか、2年前の乗車履歴もばっちり分かり、過徴収分を返してくるという。いうなれば、たかだか30円の話だが、日本の企業っぽいなというのを目覚めに実感する。それと同時にSuicaなんだから、精算機に突っ込んだ瞬間に自動的に30円返金するくらいのシステムを構築できそうだが、システム開発費と振込料+オペレーターの給与を比べた場合、後者の方が低コストという事なんだろうな。

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