(前回のつづき)
昨年、堤義明氏、今年は堀江貴文氏、村上世彰が、それぞれ証券取引法で逮捕された。もちろん各メディアはこぞって報道し、村上氏が逮捕の際は、号外まで飛び出した。堀江氏が逮捕された時に、たまたま税務署の人と話す機会があったのだが「読んでいる人も、記事を書いている人も、何がどう悪いか分かっていないと思う」と言って、まったくその通りと思ったことがある。ただ「出る杭は打たれる的」文化の日本に於ては、ニュースを見た人、聞いた人は「よく分からないが、ともかく悪人」と感じた人がほとんどではないだろうか。

結局のところ、情報というのは、自分で確認する他ないという事が結論付く。新聞、テレビまたはインターネットに流れている情報というのは、必ずしも正しいという訳ではないという事を認識する必要がある。いや、正しくないというと語弊がある。むしろ、違う角度から、その事象について検証する必要があるというべきか。ある程度、複数の角度から見て、やはり自分で判断する必要がある。従って、目にとまる情報というのは、実際の所、そのものの断面に過ぎない。今は、個人レベルでどんどん情報を発することができる時代。一昔前とは、比べることは出来ない。その中で、使える情報、鮮度の良い情報は結果としては、自分でしか分かりえないのではないか。流れてくる情報を受け取っているだけでは、取り残されてしまうという事も合わせて認識する必要もある。

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