先週の11日、スタジアムの試合は見ていなかったのだが、横浜の天敵・矢野が有隅球審に暴行をふるって退場処分だったとか。帰宅後、プロ野球ニュースを見ると、石井のバットに当たったようにも見えるし、当たっていないようにも見える。矢野が退場になるくらい激昂しているところを見ると、多分、バットに当たってファールではないかと思われるが、地球の果てまで行っても判定は判定。これで覆したりしたらもっとおかしい話となる。
今年のプロ野球は誤審が多いといわれているが、メディアは、こういったプレイがあると、こぞって何でもかんでも「誤審」と書き立てる。しかし実際のところ、一方のチームが抗議に出たからといって、必ずしも「誤審」というのは、おおよそ半分くらいしかないとも言われている。こういった現状を踏まえた場合、最近思うに、一方的に審判員がやられすぎのように思える。先般の横浜とソフトバンクの試合でも、渡田球審の判定自体は、間違えていないようにも思えるし、協議をしなかったという点で色々と言われているが、そもそも協議の必要がないプレイで、協議したところで併殺で試合終了は変わらないだろう。それでもずっと「誤審扱い」。連盟を含めて、審判員をフォローする人、あるいは退場処分を受けた選手・監督は今までにないような重い処分を化すスキームにしてもよいのではないか。
そもそも、審判の上手い、下手というのはどういうものかとも考える。例えば、高校野球の審判が下手という話は余り聞けない。これは高野連が「絶対に判定に不服を言うな」的なプレッシャーをかけているから。(ルールを鑑みればとても正しい)仮に高校野球で今日の横浜・阪神戦のプレイがあったとしても、大騒ぎにはならないと考えられる。高校野球で出来て、何故、プロで出来ないのか。つまりは上手いか下手かなどというのは、周りが騒ぐか騒がないか、または騒いでよい環境か、騒いではいけない環境かくらいの違いではないか。騒ぎ続けたら「誤審」というストーリーから脱却するべきだと思う。
こんなことが続くと、横浜は渡田、阪神は有隅が邪悪な審判でと言われつづけ、極論は、審判の抵抗として「じゃあ、審判なんてやらねーよ」と言いだすのではないかと少し思ったりもする。ましてやプロの審判は、審判を生業としているのだから、片方のチームだけに有利な判定ばかりしているという事も考えられないし、あったとしても、審判を審判している人達が早々にクビになるだろう。
もちろん、ミスジャッジはないに越したことはない。しかし、どう考えても約3時間の試合を完璧に裁定することは不可能だし、包括的にルール上では、それをカバーしているはずが、日本のプロ野球の場合は、すっかり形骸化している。またプロとアマの審判はどちらが上手いか?といえば、理屈からいって、試合数が圧倒的に多いプロの審判の方が、相対的に上手い審判が多いと考えるのが普通だろう。ほとんど報道されなかったが、いつだったかの日米野球でも来日したアメリカの選手が日本の審判のジャッジを高く評価したこともある。
で、今日のこの判定を巡って、横浜はランナー2人が生還。四球の石井も2塁まで達する。四球はインプレイであるから。ただし退場を宣告した時点ではボールデッドになる。なんでも、退場を宣告した時点での、石井が占有していた塁についても、色々もめたとか。
今年のプロ野球は誤審が多いといわれているが、メディアは、こういったプレイがあると、こぞって何でもかんでも「誤審」と書き立てる。しかし実際のところ、一方のチームが抗議に出たからといって、必ずしも「誤審」というのは、おおよそ半分くらいしかないとも言われている。こういった現状を踏まえた場合、最近思うに、一方的に審判員がやられすぎのように思える。先般の横浜とソフトバンクの試合でも、渡田球審の判定自体は、間違えていないようにも思えるし、協議をしなかったという点で色々と言われているが、そもそも協議の必要がないプレイで、協議したところで併殺で試合終了は変わらないだろう。それでもずっと「誤審扱い」。連盟を含めて、審判員をフォローする人、あるいは退場処分を受けた選手・監督は今までにないような重い処分を化すスキームにしてもよいのではないか。
そもそも、審判の上手い、下手というのはどういうものかとも考える。例えば、高校野球の審判が下手という話は余り聞けない。これは高野連が「絶対に判定に不服を言うな」的なプレッシャーをかけているから。(ルールを鑑みればとても正しい)仮に高校野球で今日の横浜・阪神戦のプレイがあったとしても、大騒ぎにはならないと考えられる。高校野球で出来て、何故、プロで出来ないのか。つまりは上手いか下手かなどというのは、周りが騒ぐか騒がないか、または騒いでよい環境か、騒いではいけない環境かくらいの違いではないか。騒ぎ続けたら「誤審」というストーリーから脱却するべきだと思う。
こんなことが続くと、横浜は渡田、阪神は有隅が邪悪な審判でと言われつづけ、極論は、審判の抵抗として「じゃあ、審判なんてやらねーよ」と言いだすのではないかと少し思ったりもする。ましてやプロの審判は、審判を生業としているのだから、片方のチームだけに有利な判定ばかりしているという事も考えられないし、あったとしても、審判を審判している人達が早々にクビになるだろう。
もちろん、ミスジャッジはないに越したことはない。しかし、どう考えても約3時間の試合を完璧に裁定することは不可能だし、包括的にルール上では、それをカバーしているはずが、日本のプロ野球の場合は、すっかり形骸化している。またプロとアマの審判はどちらが上手いか?といえば、理屈からいって、試合数が圧倒的に多いプロの審判の方が、相対的に上手い審判が多いと考えるのが普通だろう。ほとんど報道されなかったが、いつだったかの日米野球でも来日したアメリカの選手が日本の審判のジャッジを高く評価したこともある。
で、今日のこの判定を巡って、横浜はランナー2人が生還。四球の石井も2塁まで達する。四球はインプレイであるから。ただし退場を宣告した時点ではボールデッドになる。なんでも、退場を宣告した時点での、石井が占有していた塁についても、色々もめたとか。
コメント