夏休みだというのに、どこにも行く予定がない。毎年、こんな感じなのだが。といったところで、家にじっとしているのは、とても我慢ならないので、東京ドームへ都市対抗野球を観戦。開幕のカードは、東芝(川崎市)対ヤマハ(浜松市)試合は、ヤマハが8回表に逆転しそのまま逃げ切り。優勝候補と言われた東芝があっけなく初戦敗退。
で、この試合の前に開会式と始球式があったのだが、始球式に登場したのは、東芝の西村社長。もちろんあらかじめ決まっていた事で、東芝内部の人に聞くと、数週間前に副社長から全社員宛に「東京ドームに観戦に来るように」というメールが飛び、目標3万人の動員を呼びかけたそうだ。実際は、浜松町、横浜、川崎、深谷、日野、青梅あたりから2万人の社員とその家族が東京ドームに集結。今日は平日だから、東京ドームに来た人の多くは半休をとってきたらしい。水道橋界隈は東芝が手配した観光バスで大渋滞になったとも聞く。
この時代にしたらかなり景気の良い話だと思う。アマチュアの野球チームはバタバタ倒れていく時代、またコストカットした人が一番偉いといわれる風潮の中、東芝は想像できないくらいの金をかけ、自前のチームを社員に応援させる。おかしいといってしまえば、それまでだが、社員と家族は揃いの東芝のユニフォームを着用し自社のチームを応援し、7回になれば、全員で社歌を大合唱。日本企業っぽいといえば、実に日本企業っぽい話。恐らく資本主義国で、日本以外にこんなことはやっていないだろう。
どうなんだろうか。日本という国は、戦後経済復興を果たして、GDPも世界第二位になったのだが、東芝社員が自社チームを応援している姿を見ながら、こうした結束力があってこその賜物のように感じる。最近は、何かにつけてグローバリゼーションなどといわれているが、そもそも日本の風土や日本人の気質としてDNAのどこかに「お家のため」的な事が書き込まれていてるのではないか。
どこもかしこも欧米式の経営スタイルにシフトしてきている昨今。逆に東芝のように原点回帰してベタな日本企業があった方が逆にコーポレットアイデンティティーとなると思う。日本人とは知らないうちに郷土を愛したり、母校を愛したり、会社を愛したりしているのではないかな。
で、この試合の前に開会式と始球式があったのだが、始球式に登場したのは、東芝の西村社長。もちろんあらかじめ決まっていた事で、東芝内部の人に聞くと、数週間前に副社長から全社員宛に「東京ドームに観戦に来るように」というメールが飛び、目標3万人の動員を呼びかけたそうだ。実際は、浜松町、横浜、川崎、深谷、日野、青梅あたりから2万人の社員とその家族が東京ドームに集結。今日は平日だから、東京ドームに来た人の多くは半休をとってきたらしい。水道橋界隈は東芝が手配した観光バスで大渋滞になったとも聞く。
この時代にしたらかなり景気の良い話だと思う。アマチュアの野球チームはバタバタ倒れていく時代、またコストカットした人が一番偉いといわれる風潮の中、東芝は想像できないくらいの金をかけ、自前のチームを社員に応援させる。おかしいといってしまえば、それまでだが、社員と家族は揃いの東芝のユニフォームを着用し自社のチームを応援し、7回になれば、全員で社歌を大合唱。日本企業っぽいといえば、実に日本企業っぽい話。恐らく資本主義国で、日本以外にこんなことはやっていないだろう。
どうなんだろうか。日本という国は、戦後経済復興を果たして、GDPも世界第二位になったのだが、東芝社員が自社チームを応援している姿を見ながら、こうした結束力があってこその賜物のように感じる。最近は、何かにつけてグローバリゼーションなどといわれているが、そもそも日本の風土や日本人の気質としてDNAのどこかに「お家のため」的な事が書き込まれていてるのではないか。
どこもかしこも欧米式の経営スタイルにシフトしてきている昨今。逆に東芝のように原点回帰してベタな日本企業があった方が逆にコーポレットアイデンティティーとなると思う。日本人とは知らないうちに郷土を愛したり、母校を愛したり、会社を愛したりしているのではないかな。
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