今回の凱旋門賞、ディープインパクトが楽勝できるなどと到底思っていなかったが、天候、馬数がディープに味方していただけに残念至極。それでも夏のハーツクライ同様、いい競馬を見せてもらった感が一杯である。NHKの中継では「勝負服」を「ユニフォーム」と言ったり違和感アリアリだったが、まあ、普段、競馬を見ない人のための向けの放送、NHK独自のポリシーだと思えば、納得できるし、何よりライブで、かつ岡部さんが最後の直線で「まだまだ、まだまだ」「大丈夫、大丈夫」「がんばれ!」と実況に被っていたこと。そしてレースが終わったあと涙声で
はい、競馬の内容は、本当に競馬をしていますよね。
自分の力を出していると思いますね。
願わくばライバル達をもっと前に動いてくれればなぁ
というのが見てての感じですよ
というのが、とても印象的。放送中、これに気がついた競馬ファンの誰もが、ぐっと来た瞬間ではないか。Web上、新聞などでディープの前受がどうだったのか、仕掛けのタイミングがどうだったとか言われているが、ディープインパクトという馬は入厩してから騎手では武豊騎手しか背に乗せていない。その騎手の作戦なんだから、もうこれは仕方ないだろう。むしろ我々がとやかく言うのは筋違いだと思う。
競馬というと=ギャンブルというイメージがアリアリだが、それと切り離し、スポーツ/競技という側面から、過去、数多の日本馬が欧米に遠征しケチョンケチョンにやられたことを思うと、ハーツクライにせよ、ディープインパクトにせよ本当によくやってくれた。
ディープインパクトは決して力負けではないと思う。むしろ凱旋門賞なりキングジョージといった、欧州馬しか勝たせないぞ的なレースに勝つ日本馬は、近いうちに現れるのではないかと思う。それには「最強馬」という概念ではなく、欧州の馬場向きの血統であったり、欧州向きの走法の馬を持っていくというのが近道でないか。おそらくそうなるとディープインパクトより弱い馬が行って勝つ事だって可能性としてはある。競馬とは、決して速い馬が勝つ訳ではない。では、どうしたら勝ち続ける馬が生産/育成できるのか?ということは誰も分からず400年の時を経ている。何回やっても何年やっても正解がないことこそ、競馬の面白さではないかと思える。
はい、競馬の内容は、本当に競馬をしていますよね。
自分の力を出していると思いますね。
願わくばライバル達をもっと前に動いてくれればなぁ
というのが見てての感じですよ
というのが、とても印象的。放送中、これに気がついた競馬ファンの誰もが、ぐっと来た瞬間ではないか。Web上、新聞などでディープの前受がどうだったのか、仕掛けのタイミングがどうだったとか言われているが、ディープインパクトという馬は入厩してから騎手では武豊騎手しか背に乗せていない。その騎手の作戦なんだから、もうこれは仕方ないだろう。むしろ我々がとやかく言うのは筋違いだと思う。
競馬というと=ギャンブルというイメージがアリアリだが、それと切り離し、スポーツ/競技という側面から、過去、数多の日本馬が欧米に遠征しケチョンケチョンにやられたことを思うと、ハーツクライにせよ、ディープインパクトにせよ本当によくやってくれた。
ディープインパクトは決して力負けではないと思う。むしろ凱旋門賞なりキングジョージといった、欧州馬しか勝たせないぞ的なレースに勝つ日本馬は、近いうちに現れるのではないかと思う。それには「最強馬」という概念ではなく、欧州の馬場向きの血統であったり、欧州向きの走法の馬を持っていくというのが近道でないか。おそらくそうなるとディープインパクトより弱い馬が行って勝つ事だって可能性としてはある。競馬とは、決して速い馬が勝つ訳ではない。では、どうしたら勝ち続ける馬が生産/育成できるのか?ということは誰も分からず400年の時を経ている。何回やっても何年やっても正解がないことこそ、競馬の面白さではないかと思える。
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