4日続けて凱旋門賞の話になるのだが、ディープインパクトは日本では異次元の能力で数多の大レースを圧倒し「日本に敵なし」とまで言わしめた最強馬。ところが、フランス・ロンシャンでは3着。最後は脚が止まったようにすら見えた。レース後、新聞、雑誌、Web等では「残念」という言葉と同時に「何故、負けたのか?」という事も色々なところで書かれている。ここで、ふと気が付いたのだが、前出のとおり、ディープインパクトという馬は、日本では敵がいないので海外のレースに挑戦したという経緯がある。しかし今回、3着という結果、色々な原因があるだろうが「馬場が合わなかった」「斤量が重かった」という適正面が多く指摘されている。乱暴な言い方だと、強いという事は、これらNegative Factorをすっ飛ばして、余り精査せずに思い込んだの部分が往々にある。つまり「強い」を前提にしてしまうとで、それらも全てフォローするだろうという発想。見ている我々もそうであるから「勝つ」と思い込んでいたフシもある。
強いのだから海外遠征に行く
日本で強いのだから、海外でも勝つに決まっている
という概念。ところが、レースが終わってみると、色々と指摘点があがってくる訳で、結果を見ないと気がつかないという事が結構多い。つまりは、既存の「概念」によって我々は知らないうちに支配されていることが多いのではなかろうか。
これは競馬の一例だが、世の中、知らないうちに「概念」によって支配されていることというのは多い。かっこいい男は人間的にも素晴らしいとか、金持ちは全員幸せであるとか、ある一定の特殊能力のおかげで、Negative Factorをすっとばしていることが多い。「概念」によって支配されている状態を0とした場合を一歩下がって「どうなのよ」くらいのトーンで考えると、1は無理でも0.5くらいは前進できるのではないか。そのためには、概念支配から逃れなければならないのだが、これって最終的には、経験がカバーしてくれることの方が多いのだと思う。
結果的としては、神様ではない限り、事象の結果はやってみないと分からない。。しかし、あらゆる手段を講じることによって、今の「概念」より、よりよい「現在進行形概念」を生み出していけるのではないかと思う。もちろん、かなり難しい話ではあることは間違いない。
強いのだから海外遠征に行く
日本で強いのだから、海外でも勝つに決まっている
という概念。ところが、レースが終わってみると、色々と指摘点があがってくる訳で、結果を見ないと気がつかないという事が結構多い。つまりは、既存の「概念」によって我々は知らないうちに支配されていることが多いのではなかろうか。
これは競馬の一例だが、世の中、知らないうちに「概念」によって支配されていることというのは多い。かっこいい男は人間的にも素晴らしいとか、金持ちは全員幸せであるとか、ある一定の特殊能力のおかげで、Negative Factorをすっとばしていることが多い。「概念」によって支配されている状態を0とした場合を一歩下がって「どうなのよ」くらいのトーンで考えると、1は無理でも0.5くらいは前進できるのではないか。そのためには、概念支配から逃れなければならないのだが、これって最終的には、経験がカバーしてくれることの方が多いのだと思う。
結果的としては、神様ではない限り、事象の結果はやってみないと分からない。。しかし、あらゆる手段を講じることによって、今の「概念」より、よりよい「現在進行形概念」を生み出していけるのではないかと思う。もちろん、かなり難しい話ではあることは間違いない。
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