神宮

2006年11月4日 日常
今日の東京六大学選抜対ヤクルトの試合は、739で観ていたのだが、実に面白かった。試合も面白かったが、明治神宮外苑開設80年記念奉納特別試合として行われるというコンセプトが面白い。野球の試合を奉納するというのは、古今東西、例をみないのではなかろうか。

で、外苑近くで4年も働いていたし、これを期に明治神宮関連をwikiで調べてみた。

◆ 何故「外苑」というのか?
「外苑」の意味は、皇居や神社の外にある付属の庭園の事を言うのだが、一般的に「外苑」というと、明治神宮外苑を指すことが多い。外苑の反対語は何かといえば「内苑」となる。神宮外苑に対する「内苑」は言うまでもない明治神宮。ただ「神宮内苑」とは余り言わない?

◆ 明治神宮
明治神宮は、明治天皇の偉業を後世に伝える目的で、明治天皇と昭憲皇太后を祭神とする。明治神宮は、初詣客が日本で一番多い神社といわれているが、知ってる、知らないに限らず、みんな明治天皇にお参りしているという事になり、今回の東京六大学選抜対ヤクルトの試合は、明治天皇と昭憲皇太后に奉納したこととなる。

◆ 明治神宮球場
1926年(大正15年)1月に起工式、10月1日に竣功。当時の金額で総工費は53万円、うち明治神宮奉賛会が48万円を出費し、東京六大学野球連盟が5万円を本工事に寄付。また神宮球場の所在地は新宿区。

◆ 東京六大学野球とヤクルト
上記のように建設資金53万円のうち5万円が東京六大学連盟が寄付している事から、歴史的に東京六大学リーグの日程が優先されるのは、そのため。 また神宮球場には、各大学の応援団が応援できるスペース(応援台)が設置しやすいような工夫もされている。

◆ 東京六大学野球は天皇杯?
これは、全部、調べていないのだが、どうも硬式野球の「天皇杯」は、歴史的に最古の野球リーグである東京六大学野球の優勝チームに送られるらしい(天皇杯は原則1つの競技に対して1つ)wikiによれば1946年に初めて天皇杯がスポーツ界で初めて下賜されたとある。六大学野球は1度だけ観戦したことがあるが、かたや学生がたくさん観戦していると思いきや、和服を着て杖をついた老人がバックネット裏で観戦している姿が見受けられる。また、過去の資料を見ても東京六大学のユニフォームは素材は変わっているであろうが、デザインは今も昔もまったく同じ。六大学野球こそ「伝統重視」という事が大変よく分かる。

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