いじめ問題2

2006年11月11日 日常
CXで「たけしの教育白書」なん6時間の番組をそれとなく見る。昨今、起きている自殺等の問題が主眼の番組だが、やっぱり6時間かけても、当たり前のことながら「はい、これでばっちりです」という事にはならない。ただ、全体的に、どうしてこんな世の中になったか?という事には何かヒントがあるようにも感じた。番組内で強く押し出していたののは「品」または「品格」が希薄になってきたという事。

そもそも、品がある、品格があるというのはどういったことであるか。結構、定義付けできない難しい話。

日本の場合、目上の人を敬うとか、礼節を重んじるとか、憐れみの心を持つとか、儒教の教えにたどり着く。つまり、昨今の歪んだ現状においては、これらが希薄になっているという事。特にいじめ問題は、憐れみの心がない希薄になっているとしか言いようがない

問題は何故、そうなったかという事。例えば、大勢で1人をいたぶっているのは「かわいそうだ」とか「卑怯だ」と思うのが普通だと思っていたのだが、どうも、そうでもないが現状のようだ。多分、潜在的には、我々、日本人のDNAレベルには、その情報が書き込まれているから表に出てこないだけだと思う(そう信じたい)

番組内で、石原慎太郎が「戦前の日本人の心も顧みるべき」的な発言があった。我々が勉強してきた事、または昨今の論調だと、戦前の日本というのは、全て否定されている感があるが、いいところはやっぱり取り入れるべきではないかと思う。少なくても今より、人々の「品」においては、昔の方がマシだったのではなかろうかと思う。

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