しゃべりたおす

2007年1月30日 日常
月曜日の話になるが、社外の人、数名と昼食をとることとなった。そのうちの1人が、3月に結婚するという事で、披露宴話に。やはり、どんな人に挨拶を頼むべきか何かと大変のようだ。

自分が出席した披露宴で、一番、強烈だったのが5〜6年前に出席した中学校の同級生の披露宴。この友人、山梨県内の大学・大学院を卒業して、山梨で高校教師をしている。従って、招待客のほとんどんが大学の教授と職場の先生で、いわば先生だらけの披露宴という訳だ。で、主賓の挨拶は友人の恩師の大学教授。この教授の話がエライ長く「両家の皆様、本日はおめでとうございます」から話はじめて、終わったのがなんと40分後。東海道線なら東京から藤沢までいける時間だ。話し方は、まったくの要約されず、その友人が大学に入学してから、大学院を卒業するまで同じトーンで6年分を全て話したという感じ。なんだか圧縮しない巨大なファイルをメールで送りつけられた気分だ。さらに続けざまの出てきたのが、職場の教頭先生(だったと思う)この方も、負けじと、ありがたいお話を20分。結果として2人の挨拶だけで披露宴の1/3の時間を費すこととなった。場内は2人の先生の話が終わって、拍手喝采というより、ため息が聞こえたようだった。場内が歓談の折、友人のお父さんが、我々の卓に来て第一声

 いや〜 学校の先生は話が長いなぁ〜

と一言。確かに主賓クラスの挨拶で「おめでとございます、お二人のご多幸をお祈りします」で終わられると、さすがに「ちょっと、ちょっと」という感じにはなるが、いくら何でも、授業でないのだから、延々40分しゃべりのは勘弁してもらいたい。

学校の先生ばかりの披露宴など中々、出る機会はないのだが、思い出してみてば、小学校・中学校の朝礼で、校長先生の話が無駄に長いと、バタバタと貧血で倒れる人が続出する。しかし、校長先生は普通、高いところから、しゃべっているのだから、その様子を伺えるはず。しかし、ほとんどの校長先生が討ち死にする児童・生徒は目にしているはずなのに、容赦なく話し続ける。これもプロフェッショナルイズムなのだろうか。いや、これがホントの『しゃべりたおす』ということだろうな。

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