今年は余り映画を見ていないなぁ、ということで「出口のない海」を昨日鑑賞。感想は「出口のない映画」って所か。日本映画でも、ここに来て、ぽちぽち戦争映画が出てきており、結構、観ている方なのだが、どいつもこいつも中途半端感が否めないな。

かれいな映画備忘録

2006年
http://www.geocities.co.jp/Athlete/2407/movies06.htm

2005年
http://www.geocities.co.jp/Athlete/2407/movies05.htm

2004年
http://www.geocities.co.jp/Athlete/2407/movies.htm
土曜日に名作「南極物語」が放映されていたが、当時は気がつかなかった、疑問が1つ浮かびあがった。そもそも、南極物語とは樺太犬15頭が置き去りにされて、約1年後にタロ、ジロの2頭が生き残ったという話。この南極物語は、大半が南極での犬の話。つまりは、人が誰もいない所で、犬がどうやって行きぬいたかという事を描写している作品。

 まてよ。犬しかいない南極で、どうやって、
 ストーリーが出来上がったのだ?

という疑問浮上。という事で、南極物語大好きの同僚に質問。同僚曰く

 作り話

南極なだけに問題は見事、氷解。ちなみに実話だとタロとジロウの2頭はペンギンを襲撃している所を隊員に発見されたのだが、すっかり飼い主だという事を忘れていたらしい。

もう一つ。タイタニック。船が沈んだのは事実としても、そもそもジャックとローズというのは何者なんだ。最初のシーンでババアが出てきて語り出し、最後もババアがブルーダイヤ(注:金銀パールプレゼントとは関係ありません)を海に捨てて終わるという事を考えると

 ババアのウソ話。またはババアの戯言

という可能性も捨て切れない。確かジャックはポーカーに勝ってタイタニックに乗り込むのだが、これは運がいいのか悪いのか。しかも幾度となくローズを助けた挙句、最後は、そのローズによって海中深くに沈められてしまうというのは、交尾の後のカマキリみたいなものだな。ちなみに、タイタニックの船首でジャックがローズを抱えて「空を飛んでいるみたい」などと抜かしているが、船首は立入禁止区域で、それを船長がブリッジから紅茶を飲みながら、眺めているというのは

 安全航行義務違反

の他ならない。ちなみに、この映画が放映されて真似をして5人が実際に落ちて死んでいるらしい。

月曜日のチャットにて、参加者の一人曰く

 ちびまる子ちゃんの方が事実に近い

との発言。実に鋭い指摘。
会社終わって無理して鑑賞。例の1シーンを見るがため、去年から3部見続けたと行っても過言ではない。なんだか、リアルタイムで見ていた人達向けの作品で見事にひっかかってしまった感じもする。

新解釈ということだったが、モチーフは同じで、シナリオが変わるというのは、ひょっとしたら初めての試みかもしれないな。これからもこの手の作品が増えそうな予感はする。
http://www.geocities.co.jp/Athlete/2407/movies05.htm

すっかり忘れていたのだが「かれいな映画備忘録2005」が完成。2005年度は37本鑑賞。80本くらい見る予定だったのでかなりの消化不良。それはともかく、振り返ると「これは!」という映画に中々当たらなかったというのが率直な感想。しかし、その中でピックアップするとすれば、抜群のストーリー展開だった「ALWAYS 三丁目の夕日」が一番。他に、友人お勧めの「チャーリーとチョコレート工場」、かなりマイナーではあるが日常を上手く掘り起こした「バーバー吉野」ここに来て評価が上がった「パッチギ」の4作品。あとは記憶にすら残らない作品も多かった。映画ではないが、Twenty Fourシリーズも今年に入って全部鑑賞。シーズン2が一番お気に入り。ちなみに、2005年見た映画で、一番寒かった映画は、

 スパイ・バウンド

これは、かなりひどかった。ひどいうというかフランス映画の感覚が合わないだけかもしれない。
素直に欲しい。しかし、このBOXを第壱集、第弐集と買うと約50,000円。ましてや、再放送を含めて今年に入り2回は見ている。買ったはいいが、BOXを眺めているだけで見る機会はほとんどないと思う。ただ、今後、時代劇専門チャンネルでも当分、放映することはないであろう。50,000円もあれば結構いいデジカメも買えるし、8月にTwenty‐FourのDVDも出るという噂がある。まぁ、だいたい、このような時はどちらも買わないという所に落ち着くのだよな。
数日前、ふとケーブルテレビを見ていた所、大誘拐が放映されていた。途中からではあるが、やっぱり見てしまう。で、どうしても最初から見てみたくなり、今日になってレンタル屋へ。映画を趣味にする前から「麻雀放浪記」と「大誘拐」はかなり大好きな映画である。後者は、紀州一の大金持ちのおばあちゃんを誘拐するまではいいが、次第に主導権がおばあちゃんに移り、最後は誘拐犯がおばあちゃんの手足となるというのがあらすじ。この映画は、多種多彩にテーマが盛り来れていて、見た目以上に奥が深い。さすが喜八作品と行ったところか。
前から楽しみにしていた「ターミナル」という映画を見にいく。初日の土曜日ともあって、普段は空いている藤沢の映画館も8割方、席が埋まる。内容は、「まぁ、こんな感じかなぁ」といった所。

映画館に通い始めたのが今年の初めからであるが、とあることに気がつく。昔は予告の他にローカルなニュースを5分ほど放映していたと思うが、今年は京都の映画館で「京都ニュース」といった類のローカルニュースを見たきり、見ていない。ほとんどの映画館が辞めてしまったのだろうか?取るに足らない話ではあるが、またには見てみたい。

ローカルニュースというのはともかく、本編前の映画の予告編は、宣伝であるから「見に行きたい」と思わせるような作りでなければならない。しかし本編を見て「おいおい、ちょっと待てよ」というのも少なくない。つまり

 予告編が一番面白かった

という事。でも、それはそれとして予告を見て本編が始る10分くらいの間は、「よし次はこれを見に行こう」と考えられるだけでも、本編前の「前座」としてはいいものかもしれないし、いきなり本編が始るというのも、それはそれで味気ないかな。
映画の日という事で、業務終了後、笑の大学を見に行く。ストーリーは戦時中の喜劇作家と検閲官のやりとりをひたすら繰り返すといったもの。後で知ったのだが、もともと舞台物を映画化したので、大きなセットもなければ特撮やCGもない。机1つで喜劇作家と検閲官が淡々と会話が繰り広げらけれる。
検閲官は、喜劇の上演許可を出さないように難癖をつけ、逆に作家はそれらを1つずつクリアして何とか上演許可をもらおうとする。そして2人は、お互いの領分を越え次第に分かり合える寸前の所までいくことになる。とざっと、こんな感じの映画である。

この映画を見て思うこと。結末としては、検閲官と作家が、分かり合え合える寸前の所まで行く。(寸前というのも微妙な表現ではあるが・・・)当初は検閲官は「つぶしてやろう」という気でかかっているはずなのに、こういった事象になるというのは、相手(作家)の言い分に耳を貸し、少しずつではあるが、相手を理解しようという事に他ならない。これにスコープを当てて考えた場合、最近、自分の周りでは、ディスカッションによる問題の解決というのが、余りにも少ないと感じる。というより、ディスカッションに前に一方的に先方から話を切られてしまい、音信不通となるケース。で、これの結論としては、先方が「言いたくない」とか「分かってもらえない」みたいなこちらにしてみれば極めてアヤフヤな返事しかかえってこない。これでいいのだろうか?議論つくして、決裂となるのであれば仕方ないが、それすらならずに話を打ち切るというのは身勝手もいい所だ。

そもそも日本人はディスカッションが得意ではないと思われる。昔は自分も前述のように思っていたが、最近では、とことこ議論尽くしてこたえを出すべしだと考える。この考え自体が古いのか?
今年、映画館で見た映画の中で一番、面白かった映画。劇場で見てからDVDを買うことを決めた作品。シナリオも子供達にロックを教え込むというシンプルで実に分かりやすい。思うに最近の映画は妙な伏線を張りすぎて逆に本編事態が歪む傾向にあるように思える。またCGを駆使しすぎて、逆に映画としての「アジ」がなくなっているように思える。その点、スクール・オブ・ロックはCGもないし、メイキングを見る限りでは、どうやらセレクションにかけられた子役が弾いているとの事。特に際立った演出もないが、最近見ないリアルな映画といえよう。
2月くらいに見たいと思っていた映画が、映画館に行く機会の逃してしまう。ここに来てDVD化となりレンタルで鑑賞。ストーリーとしては、

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紀元700年の唐王朝最盛期。遣唐使としてこの国に渡った来栖(中井貴一)は、文武を極め、皇帝直属の刺客として活躍していた。しかし来栖は祖国へ帰ることを願っていた。そこへ皇帝から、反逆者・李(チアン・ウェン)の命を奪うことができれば帰国を許すとの知らせが届く。来栖は身辺警護を託された将軍の娘・文珠(ヴィッキー・チャオ)を連れて、李の消息を追う

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基本のシナリオとしては、中国映画でありながら中井貴一演じる遣唐使が出てくるなど非常に興味深い。ただしこれも、作品の3/4くらいまで。残り1/4は、かなりの尻すぼみ。戦闘シーンも各所に出てくるが、雑な感じ。土台は面白いだけにもったいない気がする。

ここのところ、5本続けて韓国・中国の映画を鑑賞している。偶然なのだが、日本やアメリカの映画で「これ」というのが中々、見当たらない。韓国や中国の作品は、まだまだ作りがストーリーや技術的に未熟だが、中国などは歴史のある国であるし、これから期待できる。
発売日が8月6日発売にも関わらず、2ヶ月も前に予約したのに到着したのが今日というのはどうゆう事だろうか?ともあれ2月に映画館で見てDVDにて、再び今日、鑑賞。この映画は、キャストも豪華だし、韓中の共同製作らしいので同時期に上映されていた、ラストサムライよりも殺陣のシーンは数倍素晴らしい。が、なんと言ってもストーリーが余りにもショボイくツッコミ所、満載である。簡単に言ってしまえば

 内輪揉め → 戦闘 → 誰か死ぬ → 敗北 → 敗走

というルーチンを正確に繰り返し、最後もかなりショボイ終わり方。個人的には、どんな特殊技術であったり、CGであったとしてもストーリーがショボイと全ては台無しという考えなのだが、このMUSA(武士)に限っては、この理屈が通用せず、殺陣のシーンが「すごかった」という印象だけが残るという不思議な作品。映画とあわせて今回で2回目だが、やっぱり印象は変わらず。非常に評価の難しい映画。
昨日になるが、ディ・アフター・トゥモローを公開日に鑑賞。要約したストーリーは

−−−
(東亜日報より)

気象学者のジャック・ホール博士(デニス・クエイド扮)は氷河を探査しているうちに異常気象を察知する。彼は「地球温暖化によって氷河が溶けて海流の流れが変わることで、結局氷河期へ向かう」と警告する。しかし米副大統領は、「ずっと先になって心配しても良いこと」と一蹴する。一方、ホール博士の息子サム(ジェイク・ギレンホール扮)はガールフレンドのローラー(エミ・ロッサム扮)と共にクイズ大会に参加するためニューヨークへ向かう。数日後、スーパーストーム(巨大嵐)や津波、暴雪が地球を襲う。地球の北半球は徐々に氷河に変わり、メキシコ国境を越える米国人のエクソダスが始まる。図書館に孤立させられたサムとローラーは厳しい寒さと飢えを凌いでいて、ホール博士は息子を救うために死の地と化したニューヨークへ向かう。

−−−

と行った具合の話。パニック・災害系の映画で、話題作だったのだが、残念ながら、ストーリーも盛り上がるところがなく淡々と進む。CGだけはよくできているという意外は特に何もないというのが率直な感想。Yahooの映画レビューを見ても同じような意見がいくつか見られた。映画好きの友人が言うには

 「パニック・災害系の映画で、当たりはない」

と言っていたが、まさに典型的な作品ともいえる。やはり、おおかがりな設定の割には、大した映画ではなかったいえよう。東亜日報【韓国】のWebサイトで、この作品の評価を発見

http://japan.donga.com/srv/service.php3?biid=2004060273698

こちらの記事はかなり辛辣である。
映画の日という事もあり、横浜で「ビッグ・フィッシュ」を鑑賞。この映画の評価が非常に難しい。よく出来た映画だと思うのだが、その人の半生を作り話し現実が見事に融合した映画ともいえる。ただ逆を言えば、ウソ話だらけの映画といっても決して間違いではないと思う。この評価が難しいのは、自分の映画鑑賞数が少ないという事もあるので、これ以上の評価は書けないが、見ての感想。最後、主人公の父親の葬儀があるのだが、主人公によって「幸福がおとずれた」とされる人達がたくさん登場する。このシーンを見て、自分が死んでどれくらいの人が、自分の葬儀に来てくれるであろうか?人間の値打ちというのは自分の葬儀で決まるのかな?と思ったりする。であったとしたら、結局の所、人が自分の事をどう思っているなんて、最後の最期まで分からないという事になってしまうな。
随分前から、とある知り合いからの勧めがあった作品。ビデオ屋に行ってもいつもレンタル中だったがようやく借りることができた。ストーリーは

-----

天才的な強盗・チャーリー(マーク・ウォールバーグ)は、6人のプロを集め、ヴェニスの金庫に眠る50億の金塊を盗み出した。ところが、仲間のひとり、スティーブ(エドワード・ノートン)の裏切りにより金塊は奪われ、父のように慕っていたジョンが殺されてしまう。1年後、スティーブがロスにいることを突き止めたチャーリーは、ジョンの娘・ステラ(シャーリーズ・セロン)を仲間に引き入れ、金塊奪還に乗り出す。チャーリーが逃亡のために選んだ車とは、小型車、ミニ・クーパーだった!

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最後はやはり裏切り者のスティーブンスとチャーリーの対決となるのだが、中々派手でよかった。裏切り者が最後に成敗されるというのは、どこの世界でも同じということかな。
この手の映画はスピードと「あっ」と驚くようなトリックがないと、見ていて飽きてしまうのだが、要所に盛り込まれていて、表記の時間より、短く感じる。短く感じる作品は、当然ながらよい作品が多いと思う。それにしても、原作は「イタリアン・ジョブ」というのタイトルなのだが、どうして「ミニミニ大作戦」という事になるのだろうか?確かにミニローバーがキーになっていたのは確かだが「イタリアン・ジョブ」でもよかったのでは?
昨日、帰国し関西で1泊。午前中の新幹線で帰る。自宅到着が13時30分。
このまま家にいるのも、もったいな気がして、荷物をおいて平塚球場へ
湘南戦を見に行く。試合はだいたい4時30分に終了。理由はないのだが
何となく帰るのも忍びなくなり、連休前から気になっていた
スクール・オブ・ロックを見に行く。ストーリーは下記の通り。

−−−

デューイ・フィン(ジャック・ブラック)は売れないロック・バンドのギタリスト。ビッグなスターを夢見るが、自分がリーダーとして始めたバンドからも解雇されてしまう。更に家賃滞納でアパートからたたき出される寸前。窮したデューイは、アパートの主で代用教員のネッド(マイク・ホワイト)の名を語り、厳格な名門私立小学校に代用教員としてもぐり込むことに成功。彼が臨時の担任となった5年生のクラスには、音楽の才能に溢れる生徒たちが大勢いて、デューイにあるアイデアがひらめく。自分をクビにした仲間を見返すために、生徒たちとバンドを組んで、ロック・バンド・バトルに出場し、名誉と賞金を手に入れるのだ!!!!

−−−

「映画生活」から、そのままペーストしただけだが、直球なストーリーで、
何も考えずに見られて実に楽しい。主人公のデューイ・フィンは
 
 
 俺はロックで社会に貢献している
 
 
というくらいのロッカーで、ロックのロの字も知らない小学生達にロックを
教え込む。これに最初は疑問を持ちながらも、どんどん引き込まれていく
子供達もストーリー的に面白い。最近、見た映画の中では、一番、短く感じ
掛け値なしに笑わせてもらった。日本の映画もこんな映画があってもいいと
思うのだが。
今年の2月1日から映画を趣味に加える事にした。今まではまったく
見なかったという訳ではなく、これからは時間が空いている特には、
なるべく多くの作品を見るようにしたいという事である。
今年、見た映画の中で特筆すべきが3本の韓国映画を見ていることにある。
実は今までのそれは気にもしなかったというのが本音。韓国映画は、
ストーリー、セット、特殊効果、など、邦画、ハリウッド映画に比べると、
物足りない部分が目立つが、全体的にいえるのが
 
 
 遠慮がない
 どこまでも突っ走る
 
 
という感じがする。つまり、邦画やハリウッド映画にはないパワフルさが
あり、例えストーリー等が劣っていたとしても、それらを凌駕するくらいの
パワーを秘めていると思う。5月3日の朝日新聞の記事にて、
韓国のドラマと映画についての記事を目にした。記事は、
 
 
 韓国ドラマ・映画には、邦画が忘れかけていた物がある。
 
 
と締めくくられていた。本当にその通りだと思う。これから注目したいと思う。
一時期、話題になった韓国映画の『猟奇的な彼女』をビデオにて鑑賞。
ストーリーは

---

大学生キョヌは、電車内で酔っぱらいの美女を介抱する。翌日、その彼女に
呼び出されたキョヌだが、お礼を言われるどころか彼女の横暴な言動や
態度にびっくり。しかし、名前も明かさない彼女の心になにか悩みがあると
気づいた彼は、言われるがままに付き合おうと決心する。
韓国で、インターネットの掲示板に載ったエピソードを基に映画化された
というユニークな一作。レストランのメニューを指示されるなんてのは
序の口で、気に入らなければ殴る、川に突き落とすなど「彼女」の行動は
極端だが、正義漢の一面もあり、見ていて妙にすがすがしい。
2人の恋の行方が笑いを誘いながら、後半は意外な感動ストーリーへ
なだれこむのも本作の魅力。主演2人もチャーミングで、男、女、
それぞれの立場に隠された恋愛願望が引き出される。

---

というような感じ。映画の前半は、本当に彼女が暴れまわるシーンばかり
でチープな映画にも思えるが、映画の後半、その真相が序所に
明らかになる。この辺りから真意なラブストーリーとなり、前半は、
濃いコメディな分、余計に引き立つ内容となる。

作中にて、後半、お互いが自らの道を選択するため、今は別れ、2年後に
とある場所で会う約束をする。この場面において「お互いが別れる準備」を
するという台詞が出てくる。これが非常に印象的。思えば「付き合う準備」
というのは、する事があり、また場合によっては「しなければならない」
とは思う。しかし「別れ」というのは、往々にしてサプライズで、
また、「いい加減」で、どちらかのエゴである場合が多い。しかし作中
では、見事に「準備」が描かれており、理想的な「別れ方」をしている。
見ていて、いい「別れ方」だと思ったりする。
結局の所、「別れる」というのはお互いが、また片方が責任を果たせなく
なった時になる事象であるが、この場合においては、それがなく、
未来に向けてのリフレッシュのような「分かれ方」ではないだろうかと
感じる。別れは辛いが、このような別れ方はあってもいいのではないかと
思う。

さすがに暴れまわる彼女は、遠慮したいが、この映画を見て、相手にある
真意を理解し信じれば、相手も自分も傷つかなくていいようになるの
ではないだろうか?と思ったりする。

−−−

*今日の夜ごはん

 サークルK (おにぎり2つ)
昼休みにて同僚達と映画の話。結果的には当然といえば当然だが
世の中には数多の映画があり、それぞれ見る側によって捉え方が
違うから、各自勝手なことを言って昼休みは終わった。
映画館に行くというのは『見たいなぁ』と映画を見に行くのだが
レンタルビデオの場合、余り考えずに目に付いたものを借りて
しまう感がある。結果的には面白ければ何でもいいのだけど。

−−−

遅ればせながら昨日、アルマゲドンをビデオで鑑賞。
ストーリーは地球に小惑星が大接近し、18日後、それが
衝突し地球が破滅する。これをハリー(ブルース・ウイルス)等、
石油掘削のプロフェッショナルチームがスペースシャトルに
乗り込んで、小惑星に上陸し穴を掘り、核爆弾をセットして
小惑星の軌道を変えるという、スケールの大きなストーリー。
話が大掛かりな割には、やたら特撮やCGばっかり派手で
中身が寒い作品というのは数多あるが、この作品は細部に
至るまで非常によく出来ている。2時間30分の作品であったが
内容は「地球破滅」というシリアスな話の割に、要所で笑わせるような
場面もあってテンポよく非常に面白い。
全容を考えた場合、やはりアメリカ映画で
「アメリカ万歳」系のストーリーではあるが、久しぶりに面白い映画に
出会えた気がする。

この作品で一番、感銘したシーンが、ハリー以下、クルーが
シャトルに乗り込む直前、誰となく皆で歌い出す。
地球破滅を直前にし、その重責を負いながら宇宙に
行くという極限状態において心憎い演出だと思う。

−−−

*今日の夜ごはん

 『崎陽軒』 シウマイ弁当
勢いというのは怖いもので、今日も仕事が早く終わってしまい、Webで
品川のプリンスシネマの上映予定を見ると、ゼブラーマンが18:45分から
上映開始。という事で、ありま考えずに映画館へ。ストーリーは、

小学校教師の市川新市は、職場でも家庭でも冴えないダメ男。誰にも
尊敬されない新市の憧れは、子供の頃テレビで観たヒーロー
“ゼブラーマン”だった。そんな中、新市の暮らす横浜市八千代区に、
不可解な事件が起こり始める。

というもの。ストーリーもCGもとってもチープでありったが、昨日見た、
『赤い月』より魂がこもった作品に感じられた。ここの所、少し重い内容の
映画が多かったので、何も考えずに、楽に鑑賞が出来た。

このゼブラーマンの主題歌はハイロウズの「日曜日からの使者」
という曲だが、これが実にいい。ハイロウズといえば、甲本ヒロト。
甲本ヒロトといえばブルーハーツ。丁度、自分が高校時代によく聞いた
バンド。ブルーハーツといえば“リンダ・リンダ”とか“TRAIN TRAIN”
と言った曲が有名だが、自分は“ラブレター”が一番好きである。
 
 
−−−
 
 
ここの所、バカみたいに映画を見ている。どうしてか?とい言われると
取り立てて理由もない。人に聞かれれば「ヒマだから」と答えるように
している。そんな話を会社で上司にした所、
 
 
 独身の頃は、俺もよく見に行ったよ。今はムリだけどな
 
 
といわれる。今、自分は一人である。誰かを扶養しなければならない
義務もないし、早く帰った所で嫁さんが待っている訳でもない。
家族だけではない。例えば付き合っている人がいたとしても、こんな
バカなことも中々できないかもしれない。ともあれ、自分は今、
何をしようと自由な訳で、昨今、自分の金で映画ばっかり行った
所で誰に迷惑がかかわる訳ではない。時々、
 
 
 かなり贅沢な時期ではないか?
 
 
と思う。換言してしまえば社会的責任を果たさないで、フラフラ
遊んでいるのかも知れない。しかし今、自分がどうすればいいのか?
というのが、幸か不幸か不透明なだけに、しばらく世間の皆様に
甘えているという証拠かも知れないな。

映画の備忘録は↓でやっています。
 
http://www.geocities.co.jp/Athlete/2407/movies.htm

−−−

*今日の夜ごはん

 風神 ワンタン麺 餃子
昼休みに外に出ると、みぞれのような雨が降っており、
しばらく経つと雪になっていた。もう3月だというのに雪とは。
3月の雪といえば、今から13年前の3月1日という日を思い出す。
この日は高校の卒業式で、やっぱり雪が降っていた。
因果なものである。

1991年というのはギリギリバブルが弾ける寸前で、日本中、まだ、
あちこちで景気がよく、カラオケボックスが出始め、槙原敬之の
「どんなときも」が流行っていた。

 
 もう13年にもなるのか
 
 
卒業式といえば、最後のホームルームで、先生の最後の話を聞き、
最後はクラスメイトで、わんわん泣くというのが、我々の時代の
王道だったが、ウチのクラスはまったく、いつも通りで、式後、
そのまま集まる訳でもなく、皆してとっとと学校を後にした。
自分も、それに従い、通っていたラーメン屋でラーメンを食べて帰った。
それ以上でもそれ以下でもない。でも、それはそれで、よかったのでは?
と2004年3月1日の淡雪を見ながら今更、思う。

−−−

満州系という理由で『赤い月』を見に行く。ストーリーは1934年に夫と
ともに満州に渡った波子は、造り酒屋を築き成功を収める。ふたりの子供
に恵まれながらも、彼女は夫以外の男性との恋も楽しんでいた。だが、
1945年にソ連が満州に侵攻、波子の栄光の日々は一瞬にして崩れ去っていく。
というようなものだが、簡単に言うと、酒屋の嫁、波子(常盤貴子)が
子供が2人いるにも関わらず、自分の家のロシア人家庭教師を忙殺し、
満州引き上げの混乱の中、貪欲に「生きるために愛する人が必要」という
強引な大義の元、男を次々の乗り換えて行くというような話。しかし、
この話、ある一方の見方によっては
 
 
 男を乗り換える口実に「生きる」を隠れ蓑にしている
 
 
ともとれる。実はこれが作り手側の思惑なのではないかな?
ストーリーはまずまずなのだが、常盤貴子に
 
 
 もっと頑張れよ
 
 
と言いたい。
 
 
 
映画の備忘録は↓でやっています。
 
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−−−

*今日の夜ごはん

 千里飯店 チャーハン 餃子

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