バブルとは何だ

2007年2月9日 日常
昨今、公開された「バブルへGo!」の特集番組など見ていると、今、思えば、バブルと呼ばれていた時代、やはり相当浮かれていたんだと感じる。当時、自分は高校生で、特に恩恵を受けていた訳ではないが、昨今、そこそこの繁華街に行っても、当時に比べると圧倒的に街行く人が少ない。それは、家でも楽しめる娯楽が普及したという考えもあるが、やっぱり根本からいえば、外に出歩かなくなったという事だと思う。

バブル時代というのは、銀行は潰れない。土地の値段は下がらないという神話が存在したが、今となってはバカみたいな話だ。例えば、日本長期信用銀行をはじめとする長興銀系銀行は、自ら債権を発行して資金を調達して、ロットの大きい金額を企業に貸し付けていた。当時、長興銀系銀行の銀行員は、エリートと言われた人達。その人達はどうなったのだろうか。

思う。バブルがあって、今があるのだろうか。そして、バブルといわれて時代は、いかなるものだったのだろうか。名前が売れていた会社や銀行は倒産・破綻し、また多くの会社が外資に飲まれていった。その中では、未曾有不景気となり、リストラクチャリングという言葉が蔓延し、世の中は変貌した。自分の勤めている会社も然り。外圧によって形を変えていくというはの、いつの時代も同じという事なのか。

あの頃、ジュリアナで踊っていたボディコンの女子大生も、もう40歳近くになっているはず。バブルを満喫していた人達は、どう思っているのだろうか。

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